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魂STAGE ACT.W

パッケージ(ジョーカーカラー)

パッケージ(プリズムカラー)

<2010年8月11日2種同時発売・各1,554円・バンダイ>

魂STAGE ACT.W プリズムカラー(左)・ジョーカーカラー(右)

別売りのガイアメモリの発光・音声が楽しめる、
SHF仮面ライダーWシリーズを飾るのに最適な特製魂STAGE(ディスプレイ台座)です。
緑のプリズムカラーと黒のジョーカーカラーが同時発売されました。

以下、主にジョーカーカラーを使用しレビューします。

セット内容。
スタンドベース(前面パネル(ロング)付き)
ジョイント付き支柱・クリップ(挟み込みタイプ)・クリップ基部(ジョイントタイプ)
メモリディスプレイパーツ・スタンドベース接続パーツ×4・前面パネル(ショート)×6
パネルシール

スタンドベースにジョイント付き支柱を取り付けます。
取り付け箇所は左右中央・後部中央の3箇所あり、
それぞれスタンドキャップを取り外した穴に接続します。

ちなみに取り外したスタンドキャップは余剰になります。
どこかにしまえたらよかったんですけど。

支柱は“ACT.3:アクションサポートクリアタイプ”仕様で、1本の支柱の長さは“小”。

上のジョイントの先にクリップ基部を差し込みます。

クリップ(挟み込みタイプ)をランナーから切り取り、クリップ基部に取り付けます。

魂STAGE ACT.3には“挟み込みタイプ”と差し込みタイプ”の2種が存在しますが、
本商品には挟み込みタイプしか付属していません。

S.H.フィギュアーツ仮面ライダーWサイクロンジョーカー
ジョーカーカラー、プリズムカラーそれぞれにディスプレイしたところです。
色合いはサイクロンジョーカーですからどちらも合っていると思うんですが、
個人的には黒の方が締まってる感じでかっこいいのでお気に入り。
欲を言えば支柱の色もそれぞれのカラーに合わせて欲しかったかも?

続けてSHF仮面ライダーWサイクロンジョーカーエクストリームを。
こちらもどっちでもいけてると思いますね。
まあ黒と緑の時点でサイクロンジョーカーに合わせたものと思いますので…。

しかし、緑だったら“サイクロンカラー”で良いと思うんですけどね。
やはり同時発売となったSHFサイクロンジョーカーエクストリームの販促も兼ねてるのかな?

本家の魂STAGEと比較。
左(ルナトリガー)がACT.3で、右(ヒートメタル)がACT.4。
ACT.Wはガイアメモリをセットするスペースの都合上、結構な厚みがあります。

上から。
ACT.Wは台座面積がすごく広いように見えますが、
実際のところ横幅が少し広がったくらいで、奥行きは殆ど変わっていません。

後ろから。
支柱は1ピースとなったACT.4がやはり使いやすいです。
ACT.3の支柱は割れやすいのがネックなのですが、4はその問題も軸を太くすることで解消しています。
ACT.Wには4の支柱も取り付け可能ですので、交換してしまうのも手かと。

さて、ここからが本番です。
まずモードスイッチの説明。 前面パネル(ロング)を取り外します。

○で囲ったグレーの突起がモードスイッチ。
これをスライド操作することで、セットしたガイアメモリの音声を切り替えることができます。
写真の左右に開いた状態は“ノーマルモード”
この状態でメモリを装填すれば、通常のメモリを手に持ってボタンを押した時と同じ感覚で遊べます。

別売りのガイアメモリを2本、スタンドベースの後ろから装填します。
装填するメモリは何でもいいんですが、出来れば発光に対応したDX玩具付属のメモリが良いです。
やはり光ると見た目の豪華さと嬉しさが全然違いますから。
写真ではDXダブルドライバー付属のサイクロンメモリとジョーカーメモリを使用しています。

スタンドベースを上から見たところ。
メモリの“C”と“J”のロゴがクリア窓から見えます。

スタンドベースの左スイッチを押すと、
メモリのボタンが押され「サイクロン!」と喋り、前面左側が緑に発光します。

同様に右スイッチを押すと、「ジョーカー!」と喋り、前面右側が紫に光ります。

センタースイッチを矢印の方向にスライドさせると、左右のガイアメモリのボタンが同時に押され、
「サイクロン!」「ジョーカー!」と同時に喋ります。

別のモードへ。(ガイアメモリは一旦取り外します)
モードスイッチを右方向へスライドさせると、“ドライバーモード”に。
DXダブルドライバーのスロットへガイアメモリを装填した時と同じ効果が得られます。

再び、サイクロンメモリとジョーカーメモリをスタンドベースに装填。
サイクロンジョーカー変身待機音が鳴り、メモリの端子部が光ります。

センタースイッチをスライドさせると、サイクロンジョーカー変身音が鳴り、端子部が発光。
DXダブルドライバーでスロットを左右に傾けた時と同じ効果になります。
センタースイッチを元に戻すと、メモリ解除音(ダブルドライバーのスロットを立てた時の音)が鳴ります。
メモリを引き抜くと、メモリ引き抜き音が鳴ります。

続いて“マキシマムモード”
ダブルドライバーのマキシマムスロットに装填した時と同じ効果が得られます。
モードスイッチを左方向にスライドします。

メモリをセットすると、マキシマムドライブ待機音が鳴り、端子部が発光。
センタースイッチのスライドで、マキシマムドライブ必殺技音が鳴り、端子部が発光します。
4連マキシマムドライブが可能なプリズムビッカーには劣りますが、2つでもかなりうるさいです(笑)

付属のシール。 前面パネル(ショート)に貼り付けて使用します。
Wのハーフチェンジ用のみかと思っていたんですが、
まさかのアクセルやトライアル、スカルまで付いており、かなり充実しています。

前面パネル(ショート)。 無色透明で、枠のみ塗装されています。
これに上記のシールを貼るんですが、シール14種に対しパネルは6枚しかありません。
パネルを14枚つけろとは言いませんが、
せめて7枚にして、2セットで全部貼りきれるようにして欲しかったです。

サイクロンとジョーカーのシールを貼ったところ。
ロゴと文字の部分が透けるようになっています。

スタンドベースの前面に取り付けて…。

ガイアメモリのLEDで発光! かなり綺麗に光ってくれます。
パネルの四角いカット模様(昔のカードダスのプリズムカードみたいな感じ)が透けてしまいますが、
キラキラして個人的には好きです。

「サイクロン!」 「ジョォオカァー!」

モードスイッチを“ドライバーモード”にして、
変身ポーズをつけたSHFサイクロンジョーカーをディスプレイ。
サイクロンジョーカーの変身シーンをフィギュアと音と光で再現できます。

“お前の罪を数えろ”ポーズで飾る時は、
サイクロンメモリを“フィリップ決めゼリフVer.”、ジョーカーメモリを“翔太郎決めゼリフVer.”にすれば、
上記のセリフをフィリップと翔太郎が喋ってくれるので、よりいっそう臨場感が増します。

「ジョォオカァー! マキシマムドライブ!」

マキシマムドライブを再現するときは、
サイクロン側を“ノーマルモード”に、ジョーカー側を“マキシマムモード”にします。
ジョーカーマキシマムドライブ待機音の後、右スイッチを押せば、
ジョーカーエクストリーム発動音が炸裂!!
(センタースイッチの操作だとサイクロン側からも音が出てしまうので)

メモリディスプレイパーツ。
その名の通りガイアメモリをディスプレイするためのパーツです。
何気に中央の上側に“W”のシンボルマークがあるのが芸コマ。

ガイアメモリを取り付け、支柱と同じくスタンドキャップを取り外した穴に接続します。
もちろん3箇所OKですが、まあサイドはあまり使わないですね…。

もちろん手前にSHFをディスプレイ可能。
その場合、支柱は左右のどちらかに接続します。
光と音は楽しめませんが(メモリのボタンを直接押せばいいんだけど)
こういうメモリを際立たせた飾り方もカッコイイですね。

パッケージ風に。
背景のメモリにはカプセル版や食玩版を使用すれば、
発光・音声と共にメモリディスプレイも楽しめます。

ちなみに写真はどちらもDX版。
(スタンドベース内にはフィリップ&翔太郎メモリを使用)

「ヒート!」 「メタァル!」

今度はヒートメタルをディスプレイ。 モードスイッチを“ドライバーモード”にし、
スタンドベースに“ヒ−トメモリ”と“メタルメモリ”を装填すれば、
仮面ライダーWヒートメタルの変身音を聴くことができます。

「メタァル!マキシマムドライブ!!」

ジョーカーマキシマムドライブの時と同様に、
ヒート側を“ノーマルモード”に、メタル側を“マキシマムモード”にし、
右スイッチを押せば、メタルブランディング発動音が鳴ります。
(写真ではヒート側も光っていますがご容赦を)

しかもメタルメモリはなりきり玩具のギミックの都合で、マキシマムドライブの後
右スイッチを押すとシャフトの通常攻撃音が鳴ります。 これがかなり楽しい。

「ルナ!」 「トリガァー!」

お次はルナトリガー。
モードスイッチを“ドライバーモード”にし、
スタンドベースに“ルナメモリ”と“トリガーメモリ”を装填すれば、
仮面ライダーWルナトリガーの変身音を聴くことができます。

「トリガァー!マキシマムドライブ!!」

ジョーカー&メタルマキシマムドライブの時と同じ方法で
トリガーフルバースト発動音を鳴らすことができます…と書きたい所ですが、
残念ながら再現出来るのは待機音までで、右スイッチを押してもカチッという音が鳴るだけです。
これは必殺技音がなりきり玩具側に収録されているのが原因です。

カプセル&食玩版ならば必殺技音が収録されているんですが(未所持)、あちらは発光しないんですよね。
音声をとるか、発光をとるか…。 悩ましいところです。

ヒートメタルとルナトリガーの背景のメモリには、フィギュア王No.151の付録の“T2ガイアメモリ用シール”を
メモリカバーの色が近い食玩メモリに貼り変えたものを使用しています。
私は食玩・カプセルメモリを収集してなかったので、スタンドベースにメモリを装填してしまうと
メモリのディスプレイが出来なくなってしまうのですが、これのおかげで助かりました。

「ファングゥ!」 「ジョォオカァー!」

ファングジョーカー。
ファングメモリは特殊な形状をしているのですが、メモリディスプレイはこのように難なく可能です。
…が、せ、狭い…(苦笑) 派手なポーズをとったりとかは無理です。

スタンドベース内のファング側には、トリガーメモリを使用しています。
(ファングの本来の発光色は水色)

モードスイッチを“ドライバーモード”にし、
スタンドベースに“ファングメモリ”と“ジョーカーメモリ”を装填すれば、
仮面ライダーWファングジョーカーの変身音を聴くことができます。

ファングメモリのメモリ部分はスタンドベースに無改造で装填できますが、
ファングメモリの厚みでスタンドベース側がななめに浮いてしまいます。

モードスイッチを“マキシマムモード”にしてファングメモリをセットすると、
「ファングゥ! マキシマムドライブ!!」と喋り、左スイッチを押すと咆哮音が鳴ります。

マキシマムドライブを正当な手順で楽しむには“ドライバーモード”にしてメモリを装填、
変身音の後にファングメモリのタクティカルホーンを操作すれば(ファングメモリのレビューを参照)
「アームファング!」「ショルダーファング!」「ファング!マキシマムドライブ!!」
と3種の必殺技音声を楽しむことが出来ます。

写真のように装填状態で置いておくには工夫が必要ですが、
音声遊びの楽しさは他のメモリより一歩抜きん出ています。

エクストリーム!

サイクロンジョーカーエクストリーム。
モードスイッチを“ドライバーモード”にし、エクストリームメモリを装填。
変身音が流れた音、もう一度センタースイッチをスライドすることでマキシマムドライブが発動します。
“マキシマムモード”でも効果は同じ。

メモリディスプレイには「サウンドガイアメモリ Vol.3」の
“エクストリームメモリ(サイクロン)”と“エクストリームメモリ(ジョーカー)”を使用しています。
この撮影の為に買ってきました。

エクストリームメモリはこのようにメモリ部分を取り外して装填しています。

「プリズム! マキシマムドライブ!!」

”マキシマムモード”にしてプリズムメモリを装填すると、待機音が鳴ります。
左スイッチを押すと、マキシマムドライブが発動。

台座を2台並べれば、ビッカーシールドが無くとも4連マキシマムドライブが再現できますね。

ちなみにですが、エクストリームメモリはメモリを分離しなくても
このようにそのまま台座にセットできます。 台座の意味なくなるけど…。

「アクセル!」

仮面ライダーアクセル。
モードスイッチを“ドライバーモード”にし、
スタンドベースに“アクセルメモリ”を装填すれば、仮面ライダーアクセルの変身音を聴くことができます。
変身に使うのはアクセルメモリだけですが、やはりエンジンメモリも一緒に飾ってあげたい!ということで、
上の写真ではアクセルメモリと共に飾っています。

スタンドベース内部にはメタルメモリとヒートメモリが装填されています。
上述した“T2ガイアメモリ用シール”には、“アクセル”はありますけど“エンジン”は無いんです。
(T2ガイアメモリの“E”は“エターナル(ETERNAL)”です)

「アクセル! マキシマムドライブ!!」

アクセルメモリとエンジンの左右が入れ替わっていますがご容赦を。
“マキシマムモード”にしてエンジンメモリを装填すると、
まず「エンジン!」とだけ喋り、右スイッチを押すと、
「スチ−ム!」「ジェット!」「エレクトリック!」「エンジン! マキシマムドライブ!!」
順に喋っていきます。 合わせてポーズを付けていくと楽しいですね。

アクセルメモリでもマキシマムドライブが可能です。

仮面ライダースカル。

仮面ライダージョーカー。

両ライダーはシングルの変身で他に使うメモリもないので、
メモリディスプレイには片方のみを飾っています。
どちらもライダーの色と台座の色が合いまくりでむちゃくちゃかっこいいですね。
更にジョーカーは支柱を付属のクリアブラックに変えているので更に渋みが増しています。

気になる部分としてはジョーカーメモリは単体で使うと変身音に空白が出来てしまいますから、
これがT2ジョーカーメモリで解決されるか、気になるところです。

両方同時にマキシマムドライブ。
ベースが大きいのでこんな風に2体飾るのも簡単です。
スカルメモリはトリガーメモリと一緒で、マキシマムドライブ発動音が収録されていません。
残念無念。

スタンドベース接続パーツを裏から取り付ければ…。

このようにスタンドベースを横方向に連結可能。(前後は不可)


以上、魂STAGE ACT.Wでした。
バンダイコレクターズ事業部主催の魂フィーチャーズVOL.1にて初お披露目されたときは
面白そうだとは思ったものの、こんなマニアックなものが本当に発売されるのか?なんて思いましたが、
本当に発売されちゃいました(しかも一般発売)

言うまでも無く、SHFのWシリーズとガイアメモリを集めている人にはピッタリのアイテムです。
写真だけでは伝わらないと思いますが、SHFに音声と発光を加えて遊ぶ(または展示する)のが本当に楽しい!
特にお薦めなのは翔太郎メモリとフィリップメモリを使って、サイクロンジョーカーを“おま罪”ポーズで飾ることですね。
正にこのためのメモリか!と言わんばかりの音声とフィギュアのシンクロっぷりです。
是非、照井竜のセリフ入りメモリとかも出して欲しいですね。

逆に言うと、メモリを持っていないとただ高くて場所をとるだけの台座になってしまいます。
番組が終わるとメモリも手に入れにくくなりますし、できれば1個くらいオマケで付属して欲しかったと思いますが、
値段が上がるし事業部も違うしで、なかなか難しいのでしょうね。

メモリをセットして音声と光でSHFを演出する。
バンダイの他事業部との連携は今や珍しくありませんが、
これほどまでに相乗効果で良い結果を生み出している物ってそんなに無いと思います。
バンダイの掌で踊らされているだけかもしれませんが、
これだけ楽しめるのであれば構わず踊らされちゃいます(笑)

<2010/8/22 UP>
<8/28 修正・画像追加>

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