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S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーW(ダブル) サイクロンジョーカー

<2010年2月27日発売・2,625円・バンダイ>

セット内容。

マフラーは風になびいた状態のものと、通常の垂れ下がった状態の2種が付属します。

どちらか好きな方を選び、背中の襟辺りにある穴にマフラーのボールジョイントを差し込みます。





仮面ライダーW(ダブル) サイクロンジョーカー

「仮面ライダーダブル」のS.H.フィギュアーツ化第1弾。
右半身に塗られたメタリックグリーンがとても美しいです。(左半身の黒は成型色)

プロポーションに関してはこのシリーズ特有の細身体型はかなり軽減され、
ガッシリとしていて劇中の見た目に近い印象です。
頭部は小さいですが、バランスが良いので問題は無いように思います。

マフラーを交換して取り付けたところです。
風でマフラーがゆらゆらとなびいている状態を表現。
接続はボールジョイントなので自由に向きを変えられます。

頭部アップ。
目はクリアーパーツで再現。 複眼もよく出来てます。

アンテナパーツは初期発表時から比べると小さくなっているんですが、
これでもまだ少し大きい印象。 しかし個人的には許容範囲内。
それよりも角度が問題です。 本来後ろに向かって斜めに角度が付いている筈なんですが、
ご覧の通り傾きが無い状態。 これが今商品の唯一の不満です。 

ボディ。 近くで見ると塗装された左半身と、成型色の右半身との質感の違いが分かると思います。
中心の分割線は造型と塗装で再現されたもので、実際に分割できる訳ではありません。

ダブルドライバー。 スロットは可動しません。
メモリはマークはともかく、色くらいは塗って欲しかったかな。
下の発光色が塗装で再現されている点はGJ。

マキシマムスロット。
メモリを差し込んだりできると面白かったと思いますが、
このサイズでそこまで求めるのはさすがに無謀かも。

肘と膝の関節は伸ばした状態だと、外装(スーツ)が繋がるようになっていて、
アクションフィギュア特有の関節部分の凸凹感が軽減されています。
これは今回地味に感心した部分。 今後にも是非活かして欲しいです。

股関節も、脚を閉じれば関節が見えなくなります。

このような新機軸を織り交ぜながらも、可動範囲はこれまで通りの広範囲を保ちます。

デフォルトで取り付けられている握り拳を外して、交換用の平手を取り付けることで、
手首に様々な表情を付けることが可能です。

今回手首のジョイントがやけに硬いなと思ったんですが、他のレビューサイトさんでは
そういった指摘は見かけないし、個体差なのかな?

WFCのサイクロンジョーカーと比較です。

見た目はやはりスタイルと可動に特化したフィギュアーツに軍配が上がります。
しかしWFCのおもちゃ然とした外見にもまた魅力がありますね。

ではポーズ集です。 まずは変身完了のポーズから。
「サイクロンッ!」 「ジョオカアァー!」

そしてWを象徴するポーズ、"お前の罪を数えろ"

基本的にWといえばこの2つのポーズになるんじゃないかと。

キックポーズ。 ジョーカーエクストリームではなく普通の奴です。
(魂STAGEは今商品には付属しません)

第1話、ルナジョーカーからサイクロンジョーカーに戻った時のポーズ。
背中になびくマフラーが印象的でした。
なんかなびいた状態のマフラーしか使ってませんね(笑)

「ジョーカー! マキシマムドライブッ!!」

サイクロンジョーカー必殺技。 ジョーカーメモリを右腰のマキシマムスロットに挿し、
巻き起こる風に乗って上昇していき…。

「ジョーカーエクストリーム!!」

そしてドーパントめがけ、必殺のキックが炸裂!!
劇中では左右のボディが分かれますが、上述の通り今商品ではできません。
そういったギミックはWFCシリーズで楽しみましょう。

以上、S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーW サイクロンジョーカーでした。

マッシブなボディや美しいメタリックグリーンの塗装に加え、
工夫された関節の機構や、マフラーや手首パーツといったオプションパーツなど
アクションフィギュアとして十分に満足の行く内容でした。
アンテナの向きが不満といえば不満だったのですが、
他の良い部分にかき消されてどうでもよくなってきます。
各所で指摘されている関節の色は個人的には気になりません。

フィギュアーツWはこれから様々なフォームが発売予定なので集めるのが大変でしょうが、
可能な限り付いていきたいと思います。

<2010/3/14 UP>

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