S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーナイト&ダークウイング
<2011年11月23日発売・3,990円・バンダイ>
セット内容一覧(ブリスター二段式)
仮面ライダーナイト本体、交換用手首(右×5、左×4)
ダークバイザー、ダークバイザーホルダー、ウイングランサー、ウイングランサー柄(短)
ダークウイング、ダークウイング接続パーツ、可動式マント、ファイナルベント用マント(4パーツ)
アドベントカード6枚(説明書の袋に同梱)、専用魂STAGE一式(ブリスターの裏にテープ止め)
仮面ライダーナイト
秋山蓮がカードデッキを使って変身した姿。
コウモリ型ミラーモンスター、“ダークウイング”と契約している。
S.H.フィギュアーツの仮面ライダー龍騎シリーズから、龍騎に続いてナイトが登場。
今回もミラーモンスターが付属するお得なセットになっています。
ナイトは龍騎から素体を流用しているのでプロポーション良し、足にはもちろんダイキャストを使用しています。
バストアップ。
頭部マスクはソリッドフェイスシールドの奥にあるブルーアイがしっかり造形されています。
このサイズのフィギュアで省略しなかったのは評価できますね。
ボディ、ベルト、腕など。 バックルのカードデッキは龍騎と同じく取り外しが可能。
SHF仮面ライダー龍騎(右)と比較。
龍騎との造形の違いは頭部、肩部、胸部、カードデッキ、腹部のディテール。
あと画像ではナイトは装備してませんが、カードリーダー(ドラグバイザーとダークバイザー)の違いがあります。
交換用手首パーツ一覧。
左から平手(1)、平手(2)、持ち手(1)、持ち手(2)、カード持ち手(右手用のみ)
同スケールのアドベントカードが6枚付属。
左からソードベント、ガードベント、ナスティベント、アドベント、トリックベント。
あと1枚はファイナルベントなんですが、開封と同時に紛失しました。
一番無くしちゃいけないカードのような気が…。
カード持ち手で、持たせることができます。
ダークバイザー。 左腰に携行するメイン武器&カードリーダー。
左腰にダークバイザーホルダーを取り付け、ダークバイザーを収納できます。
(ジペットスレッドごと交換します)
持ち手は説明書だと(1)、(2)のどちらでもいいと書かれているのですが、
実際には(1)がピッタリで、(2)だとキツめです。
カードリーダー部は可動します。
先端の黒いパーツが上にスライド、ウイングが左右に開きます。(連動はしません)
内部ホルダー部にはアドベントカードをセットすることが可能。
ここまで動けばもう、これ以上望むことはない。
ウイングランサー。 ソードベントで召喚する槍。
装飾の塗装が細かいです。
持ち手は(2)を使用、柄が長いので両手持ちポーズが自然に決まります。
ダークウイング
ナイトが契約したミラーモンスター。 アドベントで召喚。
魂STAGEのアームで掴みにくいなあと思っていたら、撮影後に尾羽のジペットスレッドに
支柱のピンを差し込めることに気付きました。 見栄えを気にしなければお勧め。
頭部アップ。 首はボールジョイント。 下あごが開閉可能。
股関節はボールジョイントでボディに沿って斜めに回転。
膝と足首は約90度のスイング、尾羽は約180度の前後スイングが可能。
左右の翼は基部と中間部分で折り曲げが可能。
端っこの小さな翼はボールジョイントで可動。
翼の基部は上方向に少しスイング可能。
ウイングランサーをダークウイングに取り付け。
柄を短い方に換装し、鍔部分を折り曲げてたたみます。
ダークウイングの尾羽の軸穴に差し込みます。
軸穴がジペットスレッドの形になっているのが凝っています。
装着状態。
ダークウイングのナイトへの取り付け方法。
ナイトの背中のジペットスレッドを2箇所取り外し、ダークウイング接続パーツを取り付けます。
ダークウイングの胸の丸いパーツを2箇所取り外し、露出した軸穴にダークウイング接続パーツを取り付け。
仮面ライダーナイト ダークウイング合体状態
ダークウイングが重くナイトが後ろに倒れやすくなるので、付属の魂STAGEで支える必要があります。
接続パーツの下側に魂STAGEの支柱のピンを差し込む軸穴があります。
ダークウイングの翼を閉じると、R&Mや装着変身でお馴染みのガードベント形態に。
翼の合わせ目にはガイド用のツメ等がないのでピッタリくっつけるのに手こずりました。
可動式マントの取り付け。
ダークウイングの下半身を取り外し、マントを取り付けます。
マント装着状態。 劇中でお馴染みの姿に。
後ろがまた重くなるのでスタンドは必須です。
左右のマントパーツはボールジョイントで可動。
個体差かもしれませんが、ウチのは接続が緩くて取れやすかったです。
接続パーツは上方向に約90度スイングするので、マントが風でなびく姿を再現できます。
ファイナルベント用マントパーツ。
パッケージ状態では4ピースに分割されているので、右画像のように合体させます。
ダークウイングから可動式マントを取り外して、ファイナルベント用マントを取り付け、
マントの渦の中心にナイトの下半身を通します。
もしかしたらあらかじめナイトにマントを付けてから組み立てた方がやりやすいかも。
もう既に使用してますが、専用魂STAGEが付属。
ACT.4のスタンドベースと、
ACT.5の支柱(可動)、支柱(小)2本、ジョイント(小)3個、ジョイント基部、クリップを組み合わせた
複合魂STAGEとなっています。
おそらくは重いマントを支える為に、強度のあるACT.5の支柱を付属させたのでしょう。
支柱が2本あるのはファイナルベントの高さに対応するため。
細かい配慮が嬉しいですね。
スタンドベースには、ナイトの紋章と、
アルファベットで“MASKED RIDER KNIGHT”とプリントしてあります。
ポーズ集。
以上、S.H.フィギュアーツ仮面ライダーナイト&ダークウイングでした。
当初の発売日より一ヶ月程延期しましたが、そんな不安を払拭するかのようにハイクオリティな商品でした。
ナイトは安心の龍騎素体なのでプロポーションがよく、ダイキャスト足なので安定性も抜群。
ブルーアイの再現など細かい部分の造形にも手を抜いていません。
可動範囲についても全く問題なく、よく動きます。
武器も納得の完成度で、ダークバイザーはウイングの可動に、
ウイングランサーは装飾の塗装と、柄の長さに感激しました。
(ダークウイングとの合体に対応するため短い柄と交換可能にしたことにも)
おかげでかっこいい両手持ちが出来ます。
それぞれ専用の持ち手が付くので保持にも問題はありません。
ダークウイングも凄まじいクオリティです。 造形、塗装、つや消しの質感、どれも素晴らしい。
それに加えてとにかくいろいろな箇所が動きまくり。クチの開閉や翼の上下スイングなどは全くの予想外でした。
更にマントは可動式とファイナルベント用の2種が付属。
特にファイナルベントを再現可能にしたアクションフィギュアは今商品が初で、これも貴重と言えるでしょう。
更に更に、専用の魂STAGEまでもが付属。
ここまでの内容でお買い得なお値段と来れば、もう文句の付けようがありません。大満足な商品。
龍騎&ドラグレッダーに続いて、シリーズの決定版と言えるでしょう。
<2011/11/29 UP>