S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーカイザ
<2011年9月17日発売・3,465円・バンダイ>
セット内容一覧
仮面ライダーカイザ
交換用手首6種、交換用バックル3種、フォンブラスター
カイザポインター2種(ベルト用&キックモード用)、
カイザブレイガン2種(ブレードモード&ベルト用)、カイザブレイガン・ガンモードパーツ
仮面ライダーカイザ
「仮面ライダー555」に登場する2号ライダー。 カイザドライバーで変身する。
素体はファイズの流用に見えますが、フォトンストリームが2本(ダブルストリーム)になっているため新規造形。
でもしっかりとマッシブな体型を維持しています。 良いんだか悪いんだか。
しかしこれまでよりも頭部が若干大きく造形されているので、スタイルは良いように見えます。
腰はこれまでどおり引き伸ばしギミック内臓、足首はダイキャスト採用です。
バストアップ。
頭部はクリアパーツにより複眼を再現。 ファイズの○に対し×がデザインモチーフになってます。
気になるのは目の色ですね。 青いです。 正しくは紫のはずなのに何故青くしたのか謎です。
そして×マークの下部分が本来は頬の横まできている筈なのに、
クリアパーツの分割のためなのか途切れてしまっています。
まだ金ラインが塗ってあれば幾分マシだったのに、それも無し。
×のモチーフは胸にも。 ストリームが若干太いですが、まあそれ程気になるレベルでもないかと。
カイザドライバー。 ミッションメモリーも細かく塗られています。
バックルを交換することで、ミッションメモリー無し、入力状態、カイザフォン無し状態を再現できます。
ファイズになかった入力状態があるのが嬉しいですね。
ちなみにフタは可動しません、写真のナナメの角度で固定です。
右腰にはカイザブレイガン(ベルト用)。 ホルスターと一体成型です。
交換することでホルスターのみの状態にできます。
左腰にはカイザショット。 ホルスターと一体成型。 腰から取り外しが可能。
背面にはカイザポインター(ベルト用)。 取り外しが可能。 変形はオミット。
ダブルストリームのアップ。 黒いボディに黄色いラインは映えますね。
右脚スネにはエナジーホルスター。 カイザポインター(キックモード)を取り付けるための穴が開いています。
足裏にはディテールあり。
SHF仮面ライダーファイズ(右)と比較。
どちらも太めの造形ですが、カイザの方が(まだ)自然に見えます。
やはり頭部が大きくなったのと、怒り肩やダブルストリームが影響しているように思います。
ファイズの頭部と比較。
ファイズより丸っこくなって横幅が広がっています。 あと横に大きく突き出たツノも大きく見える要因かな。
交換用手首一覧。
左からカイザショットナックルモード付き右手、カイザブレイガン持ち用右手、フォンブラスター持ち用右手、右平手、
左平手、フォンブラスター持ち用左手。
今回二丁拳銃を再現するためか、武器持ち手が左右分付属します。
ただしフォンブラスター用のみで、カイザブレイガンは右手だけ。
ショットはファイズと同じく拳パーツと一体成型です。
カイザブレイガン(ガンモード)。
専用手首を使って持たせます。 ピッタリとフィットしますが、若干緩い気も。
なおコッキングレバーは可動しません。
カイザブレイガンはガンモードパーツとブレードの交換により、ガンモードとブレードモードを再現できます。
カイザブレイガン(ブレードモード)。
刀身はファイズエッジと同じく塗装で再現。
手首を交換してカイザショット(ナックルモード)を装備。
ファイズショットと同型ですが、ミッションメモリー部分のみ変えることは難しかったのか新規造形となっています。
フォンブラスター。 専用手首を使って持たせます。 こちらはガッチリと保持してくれます。
カイザポインター(キックモード)。 右脚スネのエナジーホルスターに装着可能。
右画像はベルト用と比較。 展開している分キックモードの方が大きく見えますが、本体はほぼ同じですね。
ポーズ集。 「変身!」
変身直後の仕草。
襟を掴んでいる手首は、フォンブラスター持ち用を使っています。
カイザブレイガン(ガンモード)を構える。
せっかく手首があるので、ブレイガンとフォンブラスターの二丁拳銃をやってみました。
バックルをカイザフォン無しにするのを忘れています、すみません。
カイザブレイガンはホルスターに入ったままの状態で撃つことも。
カイザショットは使ったシーンを思い出せなかったんですが、
劇場版パラダイスロストを見たらいきなり使って吹きました。
しかも裏拳とか、カッコヨス。 意外と憶えてないもんだなあ…。
カイザブレイガン(ブレードモード)。 逆手に持った、最もポピュラーなポーズ。
これはDVD Vol.4のジャケットから。
カイザブレイガン(ブレードモード)を持ちながら、ダッシュ!
敵を切り裂け!
エクシードチャージ。 これをファイズでもやりたかったんですが…。
カイザスラッシュ!
カイザスラッシュ炸裂後の決めポーズ。
初使用時は左画像のようなそのまんまポーズでしたが、そのうち右画像のポーズに変わりました。
手首は基本逆手持ち用になっているのですが、木場カイザの順手持ちも再現可能。
カイザはファイズと違い、基本的に地上から、敵にキックをかましつつゼロ距離でマーカーを撃ち込む。
カッコヨス。
ゴルドスマッシュ!
以上、S.H.フィギュアーツ仮面ライダーカイザでした。
今までのファイズシリーズと同じく太めのスタイルですが、上記の理由であまり気になりません。
さすがに素立ちだとアレですが、ポーズを付けているとむしろちょうどいいくらいに感じられます。
各種武器もよく再現されており、中でもカイザブレイガンの2形態は本体を流用しているのにもかかわらず、
ミッションメモリーの有無までちゃんと設定どおりに再現しているのには感心しました。
待望の左持ち手や入力状態のバックルも付属し、これまでの不満点はかなり改善されていると思いますが、
今回新たに目の色が違うという致命的な欠陥が。 これさえなければ完璧と思える出来だったのに、惜しいです。
<2011/10/1UP>