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S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーファイズ

<2010年9月18日発売・バンダイ>

セット内容。
仮面ライダーファイズ
各種手首パーツ
交換用ファイズドライバーバックル部2種(ミッションメモリー無し・ファイズフォン無し)
フォンブラスター2種(通常・ファイズポインター合体状態)
ファイズフォン(開いた状態)
ファイズポインター(キックモード)
ファイズエッジ(ミッションメモリー装填済み)
ファイズショット(ナックルモード)



仮面ライダーファイズ

変身コード「555」をインプットしたファイズフォンをファイズドライバーにセットすることで変身。
携帯電話やデジタルカメラなど、家電製品を武器にして戦う仮面ライダー。

前後写真。
これまでのシリーズとは打って変わって、かなりマッシブなスタイルです。
(アナザーアギトやギルスなどの前例はありますが)
普段「細い細い」と指摘しているユーザーの声が届いた結果なのかは分かりませんが、さすがにこれはやりすぎです。
たくましい胸板はともかく、腕や足が太すぎますね。 もう少し加減はできなかったのかと…。
ただ肩パーツが大きすぎなかったり、
発売前のサンプル写真では小さいと思っていた頭部が実際に手に取るとそれほど気に無らなかったりと、
実際スタイルに関しては上記のことを含めてもかなり良いと言えます。

ななめから。
ベルト周りや右足のエナジーホルスター以外は、左右対象のデザイン。

バストアップ。
マスク造形はかなり出来が良く、バランスが難しいファイズのマスクを良く再現していると思います。
アルティメットファインダー(目)も内部のぐるぐるモールドをしっかり作りこんでいます。
アンテナは少々薄すぎるんじゃないかと言う気も(笑)
シャープなのは嬉しいですが、こりゃ落としたら割れそうですね。

ファイズギア。
ファイズフォンはミッションメモリーが装填されている状態で造形。
バックルと一体型となっており、これ自体は取り外すことは出来ませんが…(後述)
ミッションメモリーはクリアでないのが残念です。
右サイドはファイズポインター、左サイドにはファイズショットをマウント。 取り外し可能です。
ファイズショットはホルスターにセットされた状態で造形されています。

胸部。 シルバーの塗装が綺麗です。
フォトンブラッド(赤ライン)との境目はスミ入れすると引き締まりそうですね。

腕と脚。
全身を駆け巡るフォトンブラッドはグローブ部分も含めきっちり塗装されています。
脚はSHFの拘りである“スーツ感を損なわない造形”で、間接が目立ってないのが良いですね。

エナジーホルスター(ファイズポインターをセットする場所)のアップ。
足裏のモールドもしっかり作りこまれていますが、左右が逆のようです。
(写真を撮った後知りました)
と言っても、足首から引っこ抜き左右を入れ替えるだけで簡単に修正できます。

可動範囲。
あごを引くことが出来ます。
ただし襟パーツが邪魔になるので、正面以外はあまりうつむかせることが出来ません。
腕は、横方向に90°以上動かせます。

腹部・ベルト・腰部が独立しているので、各部動かせます。
股関節も二重ジョイントを使用し、幅広い可動範囲を実現。
足首には金属パーツを使用。 つま先の可動が従来と比べると狭いかもしれません。

腹部と腰部の接続には引き伸ばしタイプのジョイントが使われており、
腹部分を若干伸ばすことができます。

左がそのまま、右がジョイントを伸ばして可動させたところです。
見ての通り腹部の可動範囲が上がっています。
これにより、クリスマ溜めポーズがより自然に決まります。

手首パーツ一覧。
デフォルトの拳パーツを始め、持ち手(右のみ)、平手。
何故左の持ち手をオミットしたのか謎です。 今はまだいいですが、
今後バイクが発売されたとしたらハンドルが掴めずに困ると思いますが。

ベルトのバックル部は取り外しが出来ます。

“ミッションメモリーが取り外された状態”のバックル部、
“ファイズフォンが取り外された状態”のバックル部に交換することで、
ファイズが武器を使用中のバックルの状態を再現することが出来ます。

フォンブラスター。 ファイズフォンが変形した銃形態を別造形で再現。
手を持ち手に交換して持たせます。 ガッチリ握れる訳ではありませんがフィット感は良いです。
ファイズポインターを取り付けた状態(右写真)のものも別造形で付属しますが、
番組で使われていない形態なのであまりありがたみはありません。

携帯電話モードのファイズフォンも別造形で付属。
カバーは開いた状態で固定です。
どうせなら閉じられればよかったのに。

ファイズフォンを持ち、キー操作。
ジェットスライガーを呼ぶところ?

ファイズショット(ナックルモード)。 デジタルカメラが変形したパンチングユニット。
なんと手首と一体型となって造形です。 SHFでこういうタイプは初めてじゃないですか?
これからも積極的に採用して欲しいなあ。 とても扱いやすくて便利です。

この状態の時は当然、左腰のファイズショットを外しますが、よく考えたら左腰にケースが残るはず。
ですがファイズショットケースのオプションパーツはありません。
なので困ったことにファイズショット使用中のファイズの完全再現は出来ません。

グランインパクト! ファイズショットを用いて繰り出すパンチ技。
ここまで屈めるグランインパクトは初めてです。 さすがSHF。

ちなみに発動の際にファイズフォンの“ENTER”を押しますが、
ファイズフォンが開いた状態のバックルが無いので、これも再現できません。
う〜ん、困ったものだ。

ファイズエッジ。 フォトンブレードは残念ながらクリアではなくメタリック塗装で再現。
ミッションメモリーが装填された状態で造形されているので、
もちろんバックルはミッションメモリー無しの状態にしましょう。
手首を持ち手にして持たせます。 銃と兼用の割にはなかなかフィットしてます。

ファイズポインター(キックモード)。
クリムゾンスマッシュ(キック技)発動に使用するポインティングマーカーデバイスで、
右足のエナジーホルスターにセットします。
変形前であるデジタルトーチモードとは別造形で再現。(使用中はもちろん右腰から外します)

ファイズショットもそうなのですが、変形前のものと比べるとサイズが一回り大きくなっています。

ファイズの顔とも言うべき、クリムゾンスマッシュ発動直前の溜めポーズ。
従来のアクションフィギュアでは中々再現が難しかったですが、SHFならばご覧の通り。
完璧ではありませんが、可動フィギュアでここまで出来れば何も言うことはありません。
腹部の引き伸ばしギミックが効いてますね。

ここからはポーズ集です。













以上、S.H.フィギュアーツ仮面ライダーファイズでした。

最初にスタイルについて色々書きましたが、ファイズ本体に関してはかなり満足しています。
実際細いよりは太い方が良いですし、広い可動範囲と高レベルで再現されたマスク造形で
かなりのお気に入りとなっています。 元々、ファイズはかなり好きなライダーですしね。

ただ残念なのはオプションパーツ。 現時点でも豊富なラインナップだとは思うのですが、
私のように“好きであるが故に”ちょっとした足りない部分が気になり、
結果マイナスポイントとなってしまっています。 個人的に絶対譲れないのは、
“ファイズフォンのカバーが開いた状態のバックル”と“ファイズショットを抜いた後のケース”。
この2点が揃っていれば、他の欠点は目を瞑れただけに、非常に残念。
左の持ち手は…バイクが出るときにでも付けてくれるんじゃないかなあ(楽観的)

<2010/9/20 UP>

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