コズミックモジュール DXバリズンソード
<2012年4月28日発売・オープン価格・バンダイ>
バリズンソード(ブーストモード)
仮面ライダーフォーゼ コズミックステイツの専用剣。 変身完了時に右腕に出現する。
“ブーストモード”と“スラッシュモード”の2形態に変形が可能で、
写真は刀身部分を収納したブーストモードである。
横から見たところ。
プロップだとロケット部分はもっと長いんですがやはり玩具は短縮されています。
グリップ部分にはスピーカーがあります。
反対側。
こちらのグリップ部分には電池BOX。
単4乾電池(別売り)を2本使用します。 電源スイッチは柄尻に。
外装がクリアなので中身の電池が丸見え。 青色の電池が用意できればいいのですが…。
○(ON)にすると、シュゥウウー…、ボォオオー!!という起動音が鳴ってLEDが光ります。
LEDは鍔下側に設置された3基の噴射口内部にあり、赤く発光します。
噴射口はスモークブラック製なので、外側からも光りが透けて見えます。
持ったところ。
ロケット風の刀身は結構重量があります。
説明書には両手で持つように注意書きがありました。
ちょうどスピーカーが指で隠れるところにがあるので、
そのまま遊ぶと音量が小さくなってしまうのが欠点。
バリズンソード単体での遊び
ブーストモードでトリガーを引くと、ガコォオオン!というブーストモード攻撃音が鳴りLEDが光ります。
ブーストモードからスラッシュモードに変形。
変形時に操作するのが、本体中央にあるレバー。
レバー下部の黒い部分を押しながら…。
レバーを動かします。
レバーの可動に連動して、刀身のカバーも動きます。
写真のようにレバーを柄側に動かすと、
ロケット風のカバーが左右に割れて展開し、
ガコン!キュルキュルキュル…バシュゥウウー…ン!!
といった変形音が鳴りLEDが光ります。
逆にレバーを刀身側に動かすと、カバーが戻り、
ガシャ!シュウゥー…ン……ガシャ…ブシュウゥン…
という変形音が鳴りLEDが光ります。
刀身の伸縮ギミック。
ブーストモードからスラッシュモードへの変形時、
レバーを倒しきったタイミングで剣先部分が自動で伸びます。
逆にスラッシュモードからブーストモードへ変形させる時は、あらかじめ剣先を手動で縮ませておきます。
縮ませなくても変形は出来ますが、カバーから剣先がはみ出た状態になります。
スラッシュモードに変形後、展開したカバーを柄から伸びるジョイントに手動で接続しロックします。
ブーストモードに戻す時は柄の黒いボタン(○で囲ったボタン)を押すことでジョイントのロックが外れます。
ロックを解除しないままレバーを動かさないように注意しましょう。
バリズンソード(スラッシュモード)
カバーを展開し刀身を露出させたスラッシュモード。
この状態でトリガーを引くと、カキィイイン!というスラッシュモード攻撃音が鳴りLEDが光ります。
横から。
刀身は伸びているので多少マシではあるものの、やはり短い印象は拭えないです。
もちろん重量は変わっていないのですが、スラッシュモードはカバーが後部に来ることで重さが分散されていて、
ブーストモードに比べると多少持ちやすいです。
別売り商品と連動
バリズンソードの柄尻にあるソケットに、別売りの○ソケット対応アストロスイッチを装填することができます。
(○ソケット対応アストロスイッチ以外は、装填できません)
特殊攻撃遊び。
ロケット、マジックハンド、エレキ、チェーンアレイ、フラッシュ、ファイヤー、スコップ、クロー、メテオスイッチを装填すると、
共通の装填音とそれぞれのスイッチ名が流れ、LEDが光ります。
装填音とスイッチ名はDXフォーゼドライバーで流れる音声と同じです。
各アストロスイッチの発動スイッチをONにすると、
「○○、オン」という音声(○○にはそれぞれのスイッチ名が入ります)が流れ、LEDが光ります。
音声はDXフォーゼドライバーとは異なる、合唱風になります。
バリズンソードのトリガーを引くと、それぞれの特殊攻撃音が鳴りLEDが光ります。
アストロスイッチの装填解除は、○で囲った解除ボタンを押しながら行います。
厳重すぎるとは思いますが、小さいスイッチならともかく
コズミックスイッチくらいのサイズだと遊びながら外れることも考えられるので
このロックは必要だと思います。
Nマグネットスイッチや○ソケット対応のレジェンドライダースイッチを装填すると、
共通の装填音のみが鳴り、スイッチ名は流れません。
発動スイッチをONにすると「スイッチ、オン」という共通の発動音が鳴ります。(やはり合唱風です)
トリガーを引くと共通の特殊攻撃音が鳴ります。(ブーストモードとスラッシュモードで異なります)
必殺技遊び。
別売りのコズミックスイッチをバリズンソード(スラッシュモード)に装填。
コズミックスイッチの発動スイッチを“ON”の状態にしてバリズンソードに装填すると、
バリズンソードから必殺技待機音が鳴ります。 コズミックスイッチから音は鳴りません。
つまり劇中のようにコズミックステイツに変身後のコズミックスイッチをそのまま装填すればOKです。
コズミックスイッチの発動スイッチが“OFF”の状態でバリズンソードに装填すると、
バリズンソードから共通の装填音と「コズミック!」というスイッチ名が鳴りLEDが光ります。
コズミックスイッチのカバーを開き(カバーオープン音が鳴ります)発動スイッチを押すと、
単体遊び時の音声(「DANGER!」等)とバリズンソードの必殺技待機音が同時に鳴ります。
必殺技待機音はビー、ビー、ビー、「リミットブレイク!」という音声で2形態で共通ですが、
スラッシュモードでは遅め、ブーストモードでは早めの音声になります。
スラッシュモードでトリガーを引くと、
キュィイー…シュウゥ…キュアァーン…ビシュアアァ…ドガアァーーーン!!
という必殺技音が鳴りLEDが光ります。
ブーストモードでトリガーを引くと、
ボシュウゥゥー…シュウゥー…ギュァアン!…ドガアァーーーン!!
という必殺技音が鳴りLEDが光ります。
どちらもリミットブレイクを発動させた後にトリガーを引くと、スラッシュ、ブーストの攻撃音が鳴ります。
再びリミットブレイクするには、コズミックスイッチを一旦抜いて、装填し直す必要があります。
コズミックスイッチの発動スイッチを一旦OFFにして再びONにしても、
上記のように単体遊び時の音声が鳴ってしまいます。
だから劇中の「抜いて、挿す!」になるわけですね。
面倒だという場合は、コズミックスイッチの電源をOFFにして、
発動スイッチをOFF、ONすればOK。
以上、コズミックモジュールDXバリズンソードでした。
フォーゼの最終武器アイテムということで、ギミックも集大成的なものになっています。
本体のレバー操作と(○スイッチだけとはいえ)アストロスイッチの個別認識に
変形ギミックが加わったような本商品はDXフォーゼドライバーの武器版とも言えます。
変形ギミック(レバー操作によるカバーの展開)はあまり期待してなかったんですが、
いざ遊んでみるとすごく楽しかったです。
レバーの可動はクリックにより心地よい感触だし、
連動して動くカバーは思っていたよりも大きいアクションで見た目にも楽しいです。
更にベストマッチングな変形音。
改めて音声がいかに大事かを思い知らされましたね。
合唱風のスイッチオン音声は、DXフォーゼドライバーの合成音声から
パワーアップしたことを分かりやすく感じさせる良い演出だと思いました。
対応するスイッチを持っている人は是非とも聞いてみて欲しいですね。
2種類の必殺技音声を鳴らせるリミットブレイクは
別売りのコズミックスイッチがないと発動できないので、必須と言えます。
本商品と一緒に手に入れておくことをお勧めします。
<2012/5/4UP>