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RA-01 オプティマスプライム

<2009年5月30日発売・7,140円・タカラトミー>

オプティマスプライム (ビークルモード)

前作と同じくトレーラートラックに変形。





背部のボタンを押すとガオンガオンガオン…というエンジン音が鳴りLEDが光ります。
ただしLEDがかなり奥まった位置にあるため、光は少し見える程度です。
(説明書ではサウンドギミックのみ言及)

前作の「MA-01 オプティマスプライム(ビークルモード)」(右)と比較。

成型色の違いこそ目立ちますが、形状は前からだとパッと見では同じに見えると思います。
(よ〜く見ていくと違いが分かる程度)
写真だけでは分かりにくいですが、タイヤの素材がゴムからプラに変更されてます。

後ろから見ると、形状の違いがくっきりと。  銃が無くなり、より実車のスタイルに近づいています。

前から。 フロントグリルの分割線が減って見た目が良くなりました。



では、変形スタート!

まずは、ルーフを変形させます。
左右のパネルを上げ、運転席の背部に折りたたみます。
同時にマフラーも変形させます。

車体を上部と下部に分離し、後部のアームを基部にガバッと開きます。

車体下部の変形。
パタパタと折りたたむ要領で変形していきます。

腿の根元から回転させ、立たせます。

足首の車輪と膝アーマーは、角度を付けておくとカッコイイです。

車体の上部と下部を合体させると、「ギゴガギ」変形音が鳴ります。

後輪カバーを変形させ、背中のジョイントに接続。

ボンネットの変形。 カバーを開くと両腕が出現。
左右のフロントガラスパーツとオプティマス頭部を上に動かします。
両腕を左右に分割し、肩の位置まで動かしていきます。
両腕を下ろし、ボンネットカバーをたたみます。

胸部装甲のツメを脇腹の窪みに差し込みます。

補足。
説明書では上の狭い穴から取り付けるように指示があるのですが
どう見ても中心部から下の部分の方が穴の面積が広いので、
こちらで取り付けを行った方が良いと思います。 取り外す際も同様。

ここはおそらく最初に変形させる際に最も手こずる部分だと思いますが(破損が怖くて)
慣れれば楽にパチパチと作業を行えるようになるでしょう。

腕カバーを上にスライドします。
逆にビークルモードに変形させる際に元に戻すのを忘れがちなので注意しましょう。

フロントガラス上のグレーのパネルを動かして、変形完了!

オプティマスプライム (ロボットモード)

脚がスラッと長くなって、全体的に細身のイメージとなったロボットモード。



CGモデル再現度が格段に上がった頭部。

旧商品と頭部比較。
左から「MA-01 オプティマスプライム」「MA-21 バトルモードオプティマスプライム」、今商品。
比べてみると今回の頭部がいかに劇中に近づいているかがよく分かります。
バトルモードの頭部は当時(と言ってもたった1年前)よく出来てると思ったけど、今見るとハンサム過ぎですね。

上半身アップ。
ビークルモードのフロントガラスが斜めに付いているところとか、
上のグレーのパネルが跳ね上がっていたりとか、
下の赤いブロックにさりげなく(無塗装ですが)ライトが付いていたりとか、
CGモデルに近づける為の工夫が随所に盛り込まれていて感心します。
胸横のファイヤーパターンも、ビークルモードでは隠れてしまう部分であり(本当は見えるのが良いのでしょうが)、
ロボットモードのデザインを再現するためにわざわざ取り付けられたパーツであることが分かります。

脚もCGモデルをよく再現しているのが分かります。
膝アーマーはもちろん、ファイヤパターンが描かれたスネ内側の青いパーツ等も
やはりビークルモードでは見えなくなるロボットモード再現用のパーツです。

手は旧商品は可動指でしたが、今回は残念ながら一体成型。(ただし手首は回転)
インタビューで開発スタッフが原油高のあおりを受けてパーツ数を減らしたと答えてましたが、
ここもその1つでしょうか。 そういえばタイヤがプラになったのも…?

ロボットモードのギミックその1。
腹のスイッチを押し下げると、胸部と頭部が動いて、
「アイ アム オプティマスプライム!」とセリフを喋って、胸内部と目が光ります。
わずかにですが、胸部装甲内部のギアも動きます。

これはリベンジ玩具より導入された“メックアライブ”という機構であり、
一部分を動かすと内部のパーツが連動することで、
機械に生命を宿したトランスフォーマーを再現しているんだとか。
前作のオートモーフとは異なり、変形ギミックとは直接関わりがありません。

ロボットモードのギミックその2。
腕のスイッチを矢印の方向にスライドさせることでエナジーソードが展開。

左腕も展開して、ダブルエナジーソード。
面白いギミックではあるのですが、変形途中に暴発することがあり少々厄介かも。

バトルモードオプティマスとエナジーソードの比較。
大分造型が違いますね。

旧商品「MA-01 オプティマスプライム」と比較。
やはり今回のオプティマスは劇中CGに近い造型やシルエットになっていて、完成度が高いですね。
「MA-01」も今見ると劇中再現度という意味では「RA-01」に劣りますが、
カッチリした変形やヒロイックな容姿などが魅力的で未だにお気に入りです。



3体のオプティマスを並べて。
この他にもリカラー商品の「ナイトウォッチ オプティマスプライム」が発売されましたが、流石に持ってません。

腰が固定であること以外は普通に可動します。
変形と可動を両立させているのがTFの魅力の一つ。

予告編で両手にエナジーソードを展開して、斬り倒しているシーンがありましたね。
どんな活躍を見せてくれるか今から楽しみです。

以上、RA-01 オプティマスプライムでした。

ビークルモードは前作とほとんど変わらないスタイルにもかかわらず、
ここまで劇中CGデザインを再現したロボットモードに変形できることに驚きます。
その分変形パターンの難易度が高くなってしまいましたが、繰り返し変形させていけばだんだん慣れていくと思います。
とにかく出来が良いので、TF玩具ファンだけでなく、ロボット玩具ファンにもお薦めします。

<2009/6/6UP>

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