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RA-02 アイアンハイド

<2009年5月30日発売・3,990円・タカラトミー>

アイアンハイド (ビークルモード)

ビークルモードは前作と同じくGM社製トップキックC4500に変形。
玩具自体も、前作に発売されたMA-09 アイアンハイドのリデコとなっています。
キャノン砲はCGモデルに近づけるべく大型化。 そのため車体下に取り付けることが不可能となり、
玩具オリジナルで連結状態で荷台に備え付けられています。

フロントガラスや左右のドアにクリアパーツを使用。 タイヤはプラ製。

キャノン砲は、写真のように方向を変えることが出来ます。
先端のミサイルは発射できますが、詳しくは後述。

前作に発売されたMA-09 アイアンハイドのビークルモード(右)と比較。

真っ先に目に付く違いは、前述したキャノン砲と、車体の成型色がグレーに変更されていることでしょう。
黒で正しいはずなのに、何故こんな色になってしまったのか謎です。
RA-08 デザートトラッカーラチェットのように、砂漠戦での汚れを表現しているのでしょうか?

ルーフ上のライトの色が青から赤に変更されたのも目立つところ。(正しいのは青)
他にもフロントガラスなどのクリアパーツの色が濃い目のブルーに変わっていたりします。
ドアのマークやその下の赤ラインなど追加されたものもあります。

フロント部の比較。
ヘッドライトが無塗装になりクリアパーツが活かされています。
MA-09もクリアだったのに何故かシルバーで塗り潰されていたので、この変更は嬉しいですね。

リア部の比較。
テールランプの色数が減っています。
リアガラスの塗装はまるまる省略。

横から。 この写真のみMA-09が左になってしまいました、すみません。
キャノン砲の位置が荷台に変更になったため、車体の下部分が大きく開いています。
そのせいでロボットの腕が見えてしまっています。

隙間やロボの腕が気になる場合は、MA-09のキャノン砲を取り付ければ隠すことができます。
今回のキャノン砲では、前述した通り大き過ぎて無理です。

左右のドアには、キャップを被ったオートボットマークがプリント。
ですが劇中の車にこのようなマークは描かれていません。

荷台のキャノン砲は、4つ穴に差し込んで取り付けています。
接続がかなり浅い為、非常に外れやすい。

ちなみに何故かMA-09にも同じ穴が開いているので…。

今回のキャノン砲が取り付けられちゃったりします。
ちょっとキツめでしたが、むりやり押し込んだら入りました。
何で都合よく穴があるんでしょうねぇ…。 元々何かを取り付ける予定だったのでしょうか?

アイアンハイド、ビークルモードからロボットモードに変形!
最初に荷台のキャノン砲を取り外してから始めます。

基本的な変形方法は「MA-09 アイアンハイド」と同じですので、詳しくはそちらを参照して下さい。
脚のオートモーフ機構もそのまま継承されています。

最後にキャノン砲を上下に分割して…。

長い方を右腕に、短い方を左腕に取り付けます。

左のキャノン砲の砲身を後ろへスライドさせて、変形完了。

アイアンハイド (ロボットモード)

頭部と左右腕の武器が新規造型になります。
その他の造型はMA-09と同じです。



MA-09と比較。 ビークルモードではグレーで統一されていたのでまだ良かったですが、
ロボットモードではグレーとブラックが混在していて、全身の配色がかなりちぐはぐな印象。
パッケージ写真ではブラックなのになあ…。

後ろから。

頭部比較。 左が今商品、右がMA-09。
歪んだ顔までも再現されており、まさしく劇中のアイアンハイドといった感じです。
MA-09も似てると思ってましたが、今回のと比べると別人ですね。

別角度で。 本当、良く出来てると思います。

左右のキャノン砲アップ。

右のキャノン砲のギミック。
後ろから押し込むと前方から砲身が回転しながらせり出し、
右写真の長さまで伸びると、ミサイルが発射します。
劇中でのキャノンの動きを再現した面白いギミックです。
ただ、砲身が伸びきった状態で固定できないのが、残念と言えば残念。

ミサイルが無い方が劇中CGモデルに近い形状になります。

左のキャノン砲のギミック。 砲身が前方にスライドします。
加えて、劇中では砲全体をクルクルと回転させていたのが印象的でしたが、
残念ながら玩具ではそういったことは出来ません。

両腕のキャノン砲を構えたポーズ。

比べるまでも無いとは思いますが、一応、MA-09とキャノン砲の比較。
前回とは全く違った造型になっており、今回のは本当にCGモデルにそっくりです。

おかげで「1」の自己紹介シーンの再現にも説得力が出ます。

「よせ、アイアンハイド」
「冗談だよ。 自慢のキャノン砲を見せたかっただけだ」

MA-09のキャノンは玩具オリジナルで縦に連結することが出来ましたが、今回も似たようなことが出来ます。
ただし説明書には載ってませんし、固定用のジョイントなども無いので、偶然の産物かもしれません。
ただ、見た目は非常にかっこいいですね。

一応後ろから押してやればミサイルは発射します。
ただし(繋がってないので)右キャノンをしっかり押さえてやる必要があります。

最後に、誰でも考えそうな、RA-02の頭部とキャノン砲をMA-09のボディに移植したのを紹介。
これで色も形も完璧なアイアンハイドが作れます。 すっげーかっこいい。
ただこれ、頭部の移植作業が結構手間取ります。
下からネジ止めされている上に、そのネジが他のパーツを分解しないと
ドライバーが届かない位置にあるからです。

せっかく作ったのでリベンジのシーンでもかっこよく再現しようと思ったのですが、
リベンジのアイアンハイドってあまり印象的なシーンが無かった…。

撮影が終わったら元の製品状態に戻そうと思ってたんですけど、
面倒になってしまったからこのままでいいかな。(笑)
しかしこの状態だとRA-02がいいとこ無しになってしまうなあ…。(汗)

以上、RA-02 アイアンハイドでした。
グレーの成型色はやはり違和感を拭えませんが、玩具の出来自体は非常に良いものですので、
特に前回を買い逃して悔しい思いをした方は是非とも押さえておいて欲しいです。
MA-09を既に持っている方でも、新規造型部分は非常に魅力がありますので、
アイアンハイドが好きなら買っておいても損はないのではないでしょうか。

<2009/6/27 UP>

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