<2007年6月2日発売・3,675円・タカラトミー>
ビークルモードはGM社製ハマーH2のレスキュー車仕様。
映画スタッフの手により、捜索救助用車両に改造された架空の車です。
写真では伝わりにくいですが、変形箇所のロックが甘く、全体的に不安定です。
特にドア付近と後部バンパーのグラつきが気になります。
飾って眺める分には、特に問題は無いでしょうが…。
フロントバンパーや車体上部に取り付けられたロールバーがかっこいい。
赤色灯の塗装処理が安っぽい。残念。
ラチェット、ビークルモードからロボットモードにトランスフォーム!
まず屋根の上のロールバーを取り外します。
左右のドアを開き、後ろに繋がったパネルをたたみます。
前輪部分を写真のように斜めに引き出します。
何故か説明書に載ってません…。
ルーフ部を前上へ、写真の位置くらいまで上げます。
フロントウインドウを左右に分割するように、後方へ回転。
目一杯回転させるのではなく、右写真の位置くらいで止めておきます。
ルーフ部を前下へ、ボンネットの上の位置に。
つま先を90°起こします。
オートモーフ機構により、膝アーマーとサイド部が連動して変形します。
ここを忘れると膝アーマーが引っかかって脚が展開できません。
後部バンパーを90°下へ回転させます。
脚を展開、伸ばします。 そのまま脚全体を90°下へ回転。
上半身をアームごと起こします。
更に上半身をアームの基部から回転させ、倒します。
後ろから。
左右のフロントウインドウの間にアームが挟まれる形となります。
上半身も下半身も、後ろのアームのジョイントに固定されます。
(上、下半身が直接繋がる訳ではありません)
脚(膝下)を180°回転。
肩を180°回転。
二の腕から180°回転させ、腕全体を下ろします。
フードを開くと、頭部が出現して完成。
CGと比べてかなりゴツイ体型となってしまいましたが、
脚が長めなこともあって、プロポーションは概ね良好です。
変形パターンは、他のTFと比べると簡単な方だと思いますが、
“角度の付いた肩の車輪”や、“上下が逆のボンネット”等、
劇場版TF玩具らしい工夫が見られて面白いです。
頭部アップ。 CG版に似ていると思います。
集光ギミック搭載。 オートボットの中では綺麗に光る方です。
腰が固定なのが残念ですが、変形過程を考えると仕方が無いですね。
左腕のジョイント(右腕にはありません)にロールバーを取り付けることが出来ます。
シールドとのことですが、とても防御出来るように見えません。 …まあ、これで余剰無しになります。
車輪の黄色い突起を動かすことで、バーが可動。
左右のバーは連動します。
右手を収納し、肘のパーツを展開して武器(?)に。(左腕は変形しません)
映画の回転ノコギリとは違いますが、これも一応刃物なんでしょうか。
フル装備。
どちらも理解しがたい武装ですが…慣れるとだんだんかっこよく見えてきます(笑)
ロールバーは背中のジョイントに取り付けることも可能。
説明書に載っていませんが、ジョイントの形状を見ると正規の遊び方で間違い無さそう。
前から見たところ。
グリーンの成型色が少々安っぽく感じますが、弄ってみれば意外と気にならないと思います。
個人的には不安定なビークルモードが唯一の不満でしたが、それ以外は満足。
映画には登場しませんが、レスキューラチェットというホワイトカラー版も出ています。
<2008年1月12日UP>