<2007年6月2日発売・2,310円・タカラトミー>
ビークルモードは1974年式GM社製カマロ。
映画ではオンボロ中古車として登場したので、玩具にも汚し塗装が施されています。
国内版のみの仕様で、ウインドウがクリアになっています。
変形の影響によるものですが、ドアを開くことが出来ます。
正確にはドアの上の部分しか開いてないのですが…。
まあ、気分を味わうだけでも。
バンブルビー、ビークルモードからロボットモードにトランスフォーム!
矢印のボタンを押すと、右の写真のように、車体フロント部がバシャッと勢い良く倒れます。
ボタンは、少々固くて押しにくい印象。
同時に、左右のフロントフェンダーが若干前へ、ヘッドライトが中央寄りにスライドします。
車体内部に収納されたプラズマキャノンを起こし、腕全体を外側へ広げます。
肩を上げ、タイヤの裏側と肩の突起をパチッと固定します。
腕を下げ、プラズマキャノンを取り外します。
外さなくても変形することは出来ます。
(説明書では外して変形させているので、それに準拠)
フロントウインドウ部を上に90°回転。
つま先を起こします。
つま先を伸ばすと、連動して膝パーツとルーフ・リアウインドウが変形します。
頭部を回転させて前を向かせ、肩のタイヤにプラズマキャノンを取り付けて完成。
各部のパーツ配置はバンブルビーそのもので、雰囲気は出ていると思うんですが、
細身な腰に、大きな胸部と足が非常にアンバランスで、プロポーション的にイマイチ。
主役級ロボットですし、もう少しかっこよくして欲しかったです。
頭部アップ。 結構似ていると思います。
後頭部を見ると、集光ギミックっぽい跡があるのですが(変形途中写真参照)何故やめたんだろう?
ミサイルは、スイッチを押すことで発射出来ます。
なおプラズマキャノンは手に持たせることも出来ます。
もともと、ビークルモード時に拳に持たせた状態となるので、当然といえば当然。
でもどちらかと言うと、何も持たせない方が映画の雰囲気には近いと思います…。
可動範囲。
腰が動かないのが残念ですが、それ以外はよく動かせます。
首はボールジョイントだし、手首も回転するので表情が付けやすいです。
膝も回転するので、安定感のあるポージングが可能です。
胸部の“デザイン再現”の変形や、脚のオートモーフ等のギミックは凝っていて遊びがいがあります。
多用されたクリアパーツも豪華さが感じられて良いのですが、やはり見た目はイマイチ。
総合的に今一つ、といった感じです。
ミケーラの何気無い一言がキッカケで、バンブルビーは新たなボディを得る!
<2007年12月25日UP>