<2007年6月2日発売・3,675円>
ディセプティコンの一人で、シコルスキーMH-53ペイブロウという軍用ヘリコプターから変形する。
転がし走行可能。
裏。
後ろのスイッチを押すと…。
ローターが回転。 スイッチを押し込み具合によって回転速度が調節可能。
ただ、スイッチを離すとすぐに止まってしまうので、
回転状態を保つには常にスイッチを押し続ける必要があります。
テールローターは手動で回転可能。
矢印の部分のスイッチを押すと格納庫が開き、スコルポノックがポロッと落っこちます。
付属するスコルポノックのミニフィギュア。
オマケ程度の出来ではありますが、同スケールのスコルポノックが付属するのは嬉しいですね。
格納する場合は写真の向きで寝かせ、扉をカチッと音が鳴るまで閉じます。
映画の冒頭で登場し、一番乗りで変形を披露するのがブラックアウト。
彼がトランスフォームを始めた時、新たなトランスフォーマーの物語が幕を開ける…。
格納庫を上に180°回転。
本体のジョイントにしっかり押し込んで固定します。
ローターの変形。 △印が下に来る位置で回転を止めます。
6枚の翼を△印に近づくように移動。
そのまま下に向けて折り曲げます。 左右のバランスが多少狂ってますが、これ位が限界です。
ローターの前部分をパカッと開きます。
写真の部分を90°回転させて下ろし、
全体を90°回転させ、手首を下ろします。 手首の横にあるパネルを上へ移動させます。
サイドパーツのジョイントを本体から外して、全体を後方へ90°回転。
本体下部(ロボットモードの下半身)を、前方へ回転させていきます。
車輪の収納を忘れずに。
オートモーフ機構(連動)で、頭部と胸部分が回転して出てきます。
パチンと音が鳴るまで回転させます。
この部分の変形がとても硬くて、いつ壊れないかと不安です。
安全に変形させるには手動の方がいいです。 何の為のオートモーフだか分かりませんが…。
膝から下を90°回転させ、カバーを開いて踵を出します。
踵の溝にカバーを固定させます。
つま先を回転させます。
脛のパネルを起こすと、膝のパネルも連動します。
この部分は映画のCGモデルに近づける為の処理と思われます。
どちらも変形に必要ないし、連動も地味ですが、細かいこだわりが嬉しい。
腰を180°回転。
バックパーツと繋がるパネルを写真のように折り曲げて…。
肩のジョイントを合わせて固定します。
ミサイルを180°回転させて前に向けたら、完成!
普通に立たせていると、背中のパーツは地に付いてしまいます。
安定感は増すものの、この処理は好みの分かれるところ。
顔はあまり似てない…というか、黒すぎだと思うのですが。
集光ギミックで後ろから光を当てると、目が光ります。
首、肩、腰は軸回転。
二の腕は一応ボールジョイントですが、ほぼ軸回転みたいなもの。
手首は変形の影響で90°程内側に回転。 ポージングの際、意外と重宝します。
腿は90°位上がります。 膝も90°位。(どちらもクリック関節)
あと腰のサイドアーマーが、変形に関係なくても動かせるのがちょっと嬉しかったりします。
前方へ踏ん張るようなポーズならば、バックパーツを持ち上げた状態で立たせられます。
もっとも、ブラックアウトは腰の関節が(横方向に対して)弱めなので、股裂け寸前といった感じですが…。
ビークルモードからトランスフォームしながら着地、みたいなシチュエーションで。
ローター(というか背中のパーツ全体)は取り外して、武器として持たせられます。
デカイ。 このオーバースケールがまたカッコ良し。
難点は非常に安定感が悪いこと。
もちろん回転ギミックは生きてます。
映画でローターを回転させながらノッシノッシ歩いてたところの再現?
ブラックアウトはボイジャーサイズなのですが、
同じくボイジャーサイズの他TFと比べると、小さいです。
全体の半分程が背中に持っていかれる変形パターンが原因か?
一回り小さいデラックスサイズと比較。
あまり違和感が無い…。 プロポーションはデラックスの連中とかなり近いです。
しかしスケールは全然違いますねぇ。 リーダーサイズのブラックアウトが欲しいなぁ。
ビークル、ロボットモード共にかっこいいです。
変形難易度も適度な感じですし、ローターの回転ギミックも面白い。
難点はレビューで指摘したオートモーフの不具合と、他TFとのスケール違い。
腰関節の弱さも若干気になります。
あとウェザリングに個体差がありますので、気になる方はなるべく店頭で選別した方が良いです。