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S.H.フィギュアーツ ゴーカイレッド



海賊戦隊ゴーカイジャーのS.H.フィギュアーツ第1弾。
初回特典としてゴーカイダリンが付属。
<2011年9月23日発売・3,675円・バンダイ>

セット内容一覧
ゴーカイレッド本体
交換用手首右手用5種・左手用4種、交換用腕、
ゴーカイガン、ゴーカイサーベル、交換用シリンダー2種(ゴーカイガン用・サーベル用)
モバイレーツ、レンジャーキー2種(レンジャーモード・キーモード)



ゴーカイレッド

海賊戦隊の船長、キャプテン・マーベラスが
ゴーカイレッドのレンジャーキーをモバイレーツに挿してゴーカイチェンジした姿。

プロポーションは細身でいつものアーツ体型ですが、全体のバランスは良いと思います。
基本的に全身ツヤ消しですが、頭部マスクのみツヤが有りテカテカしてます。
ライダーのようにクリアパーツやダイキャストは一切使用されていません。



頭部マスクは海賊帽がモチーフ。 劇中のイメージを損なうことなく立体化されていると思います。
額の海賊戦隊マークは立体的に再現、ゴールドのラインも綺麗に塗装されています。

胸のマークはプリントで再現。
襟の外側にもマークがありますが、こちらは立体的に再現されています。

コートを着ているようなボディのデザイン。
フィギュアーツアレンジで金の模様やコート部分とインナー部分などが立体的に処理されており、平坦ではありません。

ゴーカイバックルは軟質製で、他の金と色味が違いますがこれは成形色のため。
バックルが反転してレンジャーキーが出てくるギミックはオミット。
差し替えでいいから再現して欲しかったです。

首の可動。 襟がありますが後ろ以外はほとんど干渉せず大きく動かせます。

腕の可動。 シンケンジャーにはなかった二の腕のロール可動が追加。
腕の差し替えギミックの為だとは思うんですが、これがあるおかげでポーズが付けやすいです。
肩は金の模様部分が出っ張るように分割されているんですが、軟質製なので可動に支障ありません。
腹部、腰部はそれぞれボールジョイントで可動。 ベルトが別パーツな事もあってよく動きます。

ボディは前後にこれぐらい曲げられます。

股関節はいつもの引き出し式+ボールジョイント+横ロール可動。
サイドの赤いスカートも軟質製なので腿の可動には支障なし。

足首はブーツのフォルムを崩さないようにするためか、シンケンジャーに続いてダイキャストなし。
シンプルなボールジョイントなので、接地性は低いです。

交換用手首一覧。
左から、平手、ゴーカイガン用持ち手、ゴーカイサーベル用持ち手(右用のみ2種付属)、
指差し右手、モバイレーツ用左持ち手。
モバイレーツ用左持ち手は説明書に記載が無いのですが、多分そうであろうと。

海賊戦隊の名乗りシーンなどで印象的な、ゴーカイレッドの腕組みポーズを再現。
二の腕部分から両腕を外し、交換用腕を取り付けます。

ゴーカイガン。 造形も塗装もバッチリ。
左右分の持ち手が付属、保持もしっかりしています。

なんとシリンダー展開のボタンまで塗装済み。 そのシリンダーも手動で展開できます。

ゴーカイサーベル。 両面ともに細かく塗装されています。
こちらも両手分の持ち手が付属。

右手のみ角度を付けた持ち方が出来る持ち手が付属します。
これ自体は有難いのですが、↑のと比べると保持がしにくいです。

やはりボタンはしっかりと塗装済み、シリンダー展開ギミックも有り。

ゴーカイガン、ゴーカイサーベル共に、交換用シリンダーに換装することで、
レンジャーキーを挿した状態を再現できます。 ここにきて銀一色なのはなんかもったいない。
シリンダーの取り外しはパーツが小さい上に硬くておっかないですが、何度かやるうちに緩くなってきます。

モバイレーツはクロスボーン展開状態で固定。
ゴーカイガン、ゴーカイサーベルに負けず劣らず、こちらも塗装精度がすごいことになってます。
ボタンを1個1個塗るとは…。
↑で紹介したモバイレーツ用持ち手(多分)で、持つことができます。

中央部分にはレンジャーキー(キーモード)を挿すことができます。
キーモードと言っても鍵部分が無いので、実質挿した状態限定になってしまいますが。
そしてこのレンジャーキー(キーモード)は、初回特典で付属するゴーカイダリンにも挿すことができます。

レンジャーキー(レンジャーモード)
ゴーカイレッドのレンジャーキー。 このサイズで一部分とはいえ塗装してあるのは立派。
付属するのは有難いのですが、ゴーカイレッドに持たせるならやはり(鍵ありの)キーモードが良かったなあ…。

左写真はHDα海賊戦隊ゴーカイジャーのゴーカイレッドと比較です。
これ程までにサイズ差があるので、頭部や武器等の流用は無理であろうと。

右写真はSHFシンケンレッドとの比較。 大きさはほぼ同じ。
シンケンレッドよりも太ももが細く頭部が小さくなって、スタイルが良くなりました。

初回特典で付属するゴーカイダリン(ゴーカイレッド用)。
ゴーカイガレオン及びゴーカイオーコクピットに備え付けてあるやつですね。
造形・塗装共によく出来ています。 初回特典としてはすごく贅沢です。

各部アップ。

ダリン中央にはレンジャーキー(キーモード)を挿せます。 ダリンはもちろん回転が可能。
レビュー完成後に他サイトさんのレビューを見て知ったのですが、キー差込口も回せます。 マジかよ…。

黒い台座が付属。 特にジョイントはなくゴーカイダリン後部に横付けするだけですね。
右写真のように上にゴーカイレッドを乗せます。 ダリンの持ち手はゴーカイサーベル用を使用。

ポーズ集。
「ゴーカイレッド!」 「海賊戦隊!ゴーカイジャー!!」

個人名乗りの時の中指を弾く左手が付属しないのでそれっぽく平手で代用。
右に指差し手があるけど何に使うんだろうなあ…。

「派手に行くぜ!」
ゴーカイサーベル、ゴーカイガンを組み合わせた戦法が得意なゴーカイレッド。

クロスボーン。

ゴーカイバックル上部のボタンを押して、レンジャーキーを取り出す。
やっぱり差し替えで再現できるようにして欲しかったな。

ゴーカイチェンジ!
完全なキーモードやクロスボーンが閉じたモバイレーツがあれば
もっとポージングの幅が広がったんだけど、まあ贅沢は言いません。

一人ゴーカイスクランブル。

ファーイナルウェイーーーブ!!

やはり他のメンバーがいないと寂しいですね。

ダリンも全員分並べたいです。

以上、S.H.フィギュアーツゴーカイレッドでした。
遂にS.H.フィギュアーツでゴーカイジャーが発売開始しました。
戦隊ではシンケンジャーに続いて2作品目です。
現時点で魂Web限定を含めて6人が勢揃いすることが決定しており、
今や戦隊がアーツ化されることが当たり前のようになってきました。
こんな状況を数年前に予想できたでしょうか? あまりにも嬉しすぎます。

さて肝心の商品ですが、とても良く出来ていると思います。
フィギュア本体は前作シンケンジャーよりもスタイル・可動共に洗練されており、付属品もクオリティが高いです。
特に塗装の細かさ、レンジャーキーの有り無しまで再現できるのには驚かされました。
中でもゴーカイダリンは初回特典にしておくにはもったいない程の完成度。
モバイレーツの別形態や完全なレンジャーキーキーモードなど、足りないものもあるように思えましたが、
現時点の内容でも十分満足できます。 次のゴーカイブルーも楽しみです。

<2011/10/10UP>

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