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ゴーカイマシンシリーズ03 DXガオライオン

<2011年4月16日発売・4,725円・バンダイ>



ガオライオン

“百獣戦隊ガオレンジャー”に登場したガオレッドのパワーアニマル、“ガオライオン”が
ゴーカイジャー仕様にリニューアルされて登場。

デザインも色もかなりオリジナルに忠実なのですが、
オリジナルは全体的に丸っこかったのに対し、こちらは角ばった印象を受けます。
背中のバーニアはオリジナルではギミックの都合上、合体ジョイントでしたが
こっちはちゃんとバーニアの形をしてますし、更に四肢にも追加されていたりいます。
(オリジナルのガオライオンについては、こちらの百獣合体ガオキングのレビューを参照)

真横から見たところ。 後ろ足に比べ前足がかなり大きいのですが、
これは前足全体がシンケンゴーカイオーの下半身になる都合上、致し方ないところ。

むしろこのようにパースを付けて見ることで迫力が増します。

発光&音声ギミック搭載。
額のボタンを押すことで目が赤く光って咆哮音や攻撃音が鳴り、連動して4枚のタテガミが展開します。
音声はボタンを押すごとに「咆哮音」→「切り裂き音+咆哮音」→「咆哮音(連続4回)」の順で切り替わり、
約20回に1回、「ニャー」というシークレットサウンドが鳴ります。
またボタンを約5秒長く押すことで、必殺攻撃音(チャージ音+咆哮音+爆発音)が鳴ります。

タテガミは一度展開すると開きっぱなしで、戻すのは手動になります。
戻すときは上下のタテガミを2枚同時に戻します。(片方だけでは固定できません)

下アゴはこの形態ではこれ以上開きませんが、手動で閉じることはできます。
(ただし、閉じた状態で固定はできません)

足の裏側。
可動式の車輪が設けてあり、上が使用時、下が収納時です。 もちろん転がし走行が可能。
基本的に使用するのはガオライオン形態のみで、ロボ形態時は収納するよう説明書に指示があります。

パーツ分解。 パッケージではこの状態で収納されています。
左側から、「頭部」、「前脚」、「バーニア」、「胴体」、「後ろ脚(左右)」、「尻尾」。

頭部の裏側。 電源スイッチと電池BOXがあります。
スイッチが目立たないのは良いのですが、電源のON・OFFにいちいち分解するのは面倒です。
なお電源を入れると、ピ〜ヒョロ〜という、オリジナルのガオレンジャーで使われた百獣召喚メロディの起動音が鳴り、
両目が光ります。

電池は、ボタン電池(LR44)を2個使用します。
テスト電池がセット済みで、初めて遊ぶときは絶縁シートを引き抜きます。

胴体は変形して武器“烈火大斬刀”に。
尻尾はツノを開くことでシンケンゴーカイオー時の兜になります。

バーニアは、別売りの海賊合体DXゴーカイオーに付属するサーベル(劇中ではゴーカイケン)
と合体させると、シンケンゴーカイオー時の武器である長刀になります。

ここまでのゴーカイマシンシリーズ勢揃い。
DXガオライオンはやはり一番値段が高いだけあって、最もデカイです。
もちろんデカイだけではなく、ギミックも一番豊富ですが。

別売りの海賊合体DXゴーカイオーと合体。
ゴーカイオーからゴーカイトレーラー・ゴーカイマリンを外し、
ガオライオンの背中のジョイントに接続します。

ゴーカイケンを持たせて、ガオゴーカイオーが完成。



ガオゴーカイオー

ガオレンジャーの大いなる力を発動させて、ゴーカイオーがパワーアップした姿。
ケンタウロスのイメージでゴーカイオーの上半身とガオライオンが合体しており、
もちろんガオレンジャーのガオケンタウロスがモチーフ。

ガオライオンの発光&音声ギミックはこの形態でもそのまま使えます。(音声内容に変わりはありません)
タテガミは展開状態がデフォルトのようです。 なお外したゴーカイオーの両脚はそのまま余剰パーツに。

横から。

上半身は基本的にゴーカイオーと変わらないので、オープンギミックはそのまま使えます。
ガオライオン(シンケンゴーカイオー時の両脚)のオープンギミックも発動してしまいますが、
タテガミで押さえつけられているので、開くことはありません。
なお邪魔になるので胸部のフタは取り外しています。

他のゴーカイマシンシリーズとの合体も。
写真はゴーカイマシンシリーズ01のマジドラゴンと合体させたところ。
当然のごとく(ゴーカイオーの)両脚に入るパーツは余剰となります。

ゴーカイマシンシリーズ02パトストライカーと合体させれば、上下でダブル発光&音声ギミックが実現。
(写真ではガオライオンは光らせてませんが)

二丁拳銃を装備。

もう一つの合体パターン。
ガオゴーカイオー状態のガオライオンから、前脚以外の全てのパーツを取り外します。

ゴーカイオーのオープンギミックを発動させて、ゴーカイオーの胸部にガオライオンの頭部を、
ゴーカイオーの両腕に変形させたガオライオンの後ろ脚(左右)をセットします。
色分けされた矢印を見て、左右を間違えないようにしましょう。

ゴーカイオーの海賊帽を脱がせて、ガオライオンの尻尾を変形させた兜をかぶせます。

背中のゴーカイダイヤルを回して、オープンギミック発動!
両腕・両脚のフタ、ガオライオンの下あごが開き、「火」・「水」・「天」・「木」・「土」のモヂカラが出現、
連動して変形音が鳴り、ガオライオンの両目が光ります。

クチの中に文字があるのは最初からバレてたと思いますが(笑)
ちなみにモヂカラは全てシールで再現されています。



シンケンゴーカイオー

シンケンジャーの大いなる力が発動し、ゴーカイオーがパワーアップした姿。
ゴーカイオーとガオライオンの第2の合体形態になります。

全身に出現したモヂカラはシンケンオーの各折神の合体配置と同じで、
兜や胸のライオンにシンケンオーのデザインが引き継がれています。
(最も、胸のライオンはどう見たってガオライオンですが)
スタイルは良好で、マッシブになった胴体や野性味溢れる下半身からはワイルドさが漂います。

頭部アップ。 兜はシンケンオーのそれを意識したもの。
顔はゴーカイオーの顔がそのまま見えています。

シンケンゴーカイオー時にガオライオンのボタンを押すと、攻撃音が鳴って両目が光ります。
攻撃音は2種あり、ボタンを押すごとに交互に鳴ります。
(ザシュッ!という剣撃音と、シンケンマルの秘伝ディスク回転音)
またボタンを約5秒長く押すと、必殺攻撃音(烈火大斬刀攻撃音)が鳴ります。
(「ポンポン…」という和風音+咆哮音+斬撃音+爆発音)

ちなみに説明書に書かれてないのでやらない方がいいかもしれませんが、
下あごが↑の状態で手動で上に上げると、起動音(百獣召喚音)が鳴ります。

長刀と烈火大斬刀を装備。
横からはめ込む形になるため、右手にしか持たせられません。


以上、ゴーカイマシンシリーズ03DXガオライオンでした。
ゴーカイオーと合体できる歴代戦隊メカ第3弾は、初の否格納&2パターン合体。
音声&発光ギミックを搭載し、プレイバリューの高い商品に仕上がっています。

特筆すべきは各形態のかっこ良さ。
組み換え合体とは言え、2つの合体パターンをスタイルを崩すことなく実現していることに感心。
四足のケンタウロス形態と二本足の人型形態というシルエットの全く異なるロボになるのも面白いです。
音声も2形態でしっかり変化するし、恒例のオリジナル音声(百獣召喚音と秘伝ディスク回転音)
を収録しているのも当時からのファンからすると嬉しいです。

余剰パーツが多かったり、シンケンゴーカイオー時にシールを多用していたりと不満点が無いわけではありません。
しかしゴーカイオーさえ持っていれば、かなり楽しめると思います。

ところで最初、何故ガオライオンにシンケンゴーカイオーの合体パターンを入れたのか疑問だったのですが、
ガオライオンと獅子折神でライオン繋がりだったんですね。 納得。

<2011/6/11 UP>

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