<2008年2月16日発売・3,360円・バンダイ>
ゴーフォンとチェンジソウルのセットです。
ゴーオンジャーへの変身が再現出来、
各炎神の音声やサウンド、着信音が鳴ります。
また他商品に付属の炎神ソウルをセットし、それぞれの音を鳴らすことも出来ます。
ゴーオンレッド、ブルー、イエローの携帯型変身アイテム。
製作者はボンパー。 写真はカバーを閉じた状態。
変身機能の他、携帯らしく通話やメールの通信機能を完備。
GPS機能も備え、カメラやムービーの記録、ネット接続も可能である。
裏。
カバーを開閉。
カバーを開いた状態。
端っこのグリップのような形状をしている部分は、手に持ったところ。 大人の手で持っても十分大きい。
チェンジソウルを収納する都合上、大きくなってしまったものと思われます。
参考までに過去の戦隊シリーズにおける携帯玩具と比較。
左から百獣戦隊ガオレンジャー(2001)のGフォン、魔法戦隊マジレンジャー(2005)のマージフォン、
轟轟戦隊ボウケンジャー(2006)のアクセルラー、そして今回のゴーフォン。 ケイタイザーは持っていません。
やはりゴーフォンが一番大きいですね。
マージフォンはディスプレイ部を展開すればゴーフォン以上の長さになりますが
全体のボリュームではゴーフォンが圧倒的です。
閉じた状態でも比較。
ゴーフォンは他と比べると、割と普通っぽいデザインなんですね。
個人的にはこの中ではアクセルラーが1番好きです。
チェンジソウルをゴーフォンにセットし、ゴーオンジャーに変身!!
ボンパーが作った、ゴーオンスーツが内蔵されたソウル。
炎神の魂が入った炎神ソウルと同形状である。
正面のイラスト部分はシールで再現。
レッド、ブルー、イエローが共通で青いチェンジソウルを使っています。
サウンド・発光ギミックはチェンジソウル(のみ)に搭載。
裏側に電池ボックス、スピーカーの穴があります。
ボタン電池は最初から付属してます。
ゴーフォン側面の赤いスイッチを矢印の方向にスライドさせると…
カバーが勢い良く開きます。
チェンジソウルを画像の向きでゴーフォンに収納します。
カバーを閉じると、キシュゥイーン!という起動音が鳴り、LEDが光ります。
なお勢い良くソウルをセットすると、カバーを閉じる前に起動音が鳴ってしまいます。
気分を出す為にも、チェンジソウルは慎重に入れましょう(笑)
黄色の変身ボタン(○で囲った部分)を上方向にスライドさせると…
キシュウィイーーン(ブオォーーン)ビュウィイーンジャキィーーン!!
という変身音が鳴り、LEDが光ります。 これでゴーオンジャーに変身完了。
左の画像で○に囲まれている(以降“Aパターン”)ボタンのいずれかを上方向にスライドすると、
ブオォーーン!というレーシングカーっぽい走行音が鳴り、LEDが光ります。
走行音は3種類あり、Aパターンのボタンのいずれかをスライドさせるごとに順番に鳴ります。
また長めにスライドさせることでピロピロピロ…という着信音が鳴り、LEDが光ります。
右の画像で○に囲まれている(以降“Bパターン”)ボタンのいずれかを上方向にスライドさせると、
プー、プー!とクラクション音が鳴り、LEDが光ります。
クラクション音は3種類あり、Bパターンのボタンのいずれかをスライドさせるごとに順番に鳴ります。
また長めにスライドさせることで「ドルルルー!」、「オンオンオン!」、「ブイブーイ!」という
3種類の炎神のセリフが流れ、LEDが光ります。
各セリフは番組同様の声優さんによるもので、ボタンを長めにスライドさせるごとに順番にセリフが流れます。
AパターンとBパターンのボタンはそれぞれ内部で繋がっています。
ボタンは一見するとたくさんあるようですが、実際は3つ(変身用、A、Bパターン用)しかないのと同じです。
しかもボタンが複合化されているから、例えば「1」のボタンをスライドさせると、
他の「3」、「5」、「7」、「9」、「0」のボタンも一緒にスライドします。
炎神ソウルの仕掛けについての解説。
底面に3つのボタンがあり、押すとゴーフォンにセットした時と同様にサウンドが鳴り、LEDが光ります。
左右のボタンは埋まっているので少々押しにいくいです。
中心の一つだけ出っ張っているボタンは起動音用のボタンです。
左のボタンはBパターン用、右のボタンはAパターン用。
左右のボタン同時押しで変身音が鳴ります。
炎神ソウルのボタンを押す仕組みは、次のようになっています。
炎神ソウルを入れ、カバーを閉じると起動音用スイッチが押されます。
ゴーフォンのボタンをスライドさせると、内部の2つのピン(左画像の○で囲った部分)が押し上げられます。
Aパターンのボタンを押すと右側のピン、Bパターンだと左側のピンが押し上げられます。
(炎神ソウルの左右のボタンが押され、それぞれの音が鳴ります)
変身ボタンを押すと、2つのピンが同時に押し上げられます。
(炎神ソウルの左右のボタンが同時に押され、変身音が鳴ります)
なお内部のピンは、ゴーフォンを180°開くことで上側と下側が繋がります(右画像)
開ききっていない状態だと、ピンの動きがチェンジソウルまで伝達されません。(音が鳴らない)
ボタンはスライドさせやすいように斜めの形になっています。
これのおかげでスライド操作がとてもやりやすくなっていますが、
携帯電話としてはちょっと見た目がよろしくないですね。
チェンジソウルは他商品に付属する炎神ソウルと交換でき、
それぞれに内蔵されたサウンドを鳴らすことが出来ます。
通常はどの商品に入れてもそれぞれのサウンドが鳴るだけなのですが
このゴーフォンにだけは他の商品では鳴らせない音が鳴ったり、
鳴り方が変わったりと特別なギミックがあります。
ゴーフォン・ゴーオンレッド仕様(画像左)
炎神合体DXエンジンオーに付属する炎神ソウル(エンジンスピードル用)を
ゴーフォンに収納することによって、劇中でゴーオンレッド・江角走輔が
エンジンスピードルと会話する際に使用するゴーフォンの状態を再現できます。
Aパターンのボタンを押すとガキィイン!という攻撃音の後、「ドルドル!」、「ゴォー…、オン!」
のセリフが交互に鳴り、LEDが光ります。
Bパターンのボタンを押すとブォーン!という走行音の後、「ドルドル!」、「行くぜ!相棒!」、
「ぶっちぎるぜ!」、「スピー…ッドル!」のセリフが順に鳴り、LEDが光ります。
変身ボタンを押すと、ピッという認識音の後、「ドルドル!」、「ゴォー…、オン!」、「行くぜ!相棒!」、
「ぶっちぎるぜ!」、「勇気満タンだぜ!」のセリフがランダムで鳴り、LEDが光ります。
A、Bパターンのサウンドとセリフは各商品でも聴けますが、
セリフの前の効果音無しでセリフが聴ける(ピッという音は鳴りますが)ことと、
「勇気満タンだぜ!」のセリフの再生、及びセリフのランダム再生はゴーフォンでのみ可能です。
ゴーフォン・ゴーオンブルー仕様(画像真ん中)
セルフ変形銃マンタンガンに付属する炎神ソウル(エンジンバスオン用)を
ゴーフォンに収納することによって、劇中でゴーオンブルー・香坂連が
エンジンバスオンと会話する際に使用するゴーフォンの状態を再現できます。
Aパターンのボタンを押すとガチイィ!というマンタンガンロッドモードの攻撃音の後、「オンオン!」、「ゴォー、オン!」
のセリフが交互に鳴り、LEDが光ります。
Bパターンのボタンを押すとバシュウゥーン!というマンタンガンガンモードの銃撃音の後、「発射オーライでい!」、
「行くぜ!兄弟(きょうでい)!」、「バス、オーン!」、「オンオン!」のセリフが順に鳴り、LEDが光ります。
変身ボタンを押すと、ピッという認識音の後、「オンオン!」、「ゴォー、オン!」、「行くぜ!兄弟(きょうでい)!」、
「安全運転でい!」、「発射オーライでい!」のセリフがランダムで鳴り、LEDが光ります。
炎神スピードルと同様、効果音無しでセリフの再生、
「安全運転でい!」のセリフの再生、ランダム再生はゴーフォンでのみ可能です。
ゴーフォン・ゴーオンイエロー仕様(画像右)
DXハイウェイバスターセットに付属する炎神ソウル(エンジンベアールV用)を
ゴーフォンに収納することによって、劇中でゴーオンイエロー・楼山早輝が
エンジンベアールVと会話する際に使用するゴーフォンの状態を再現できます。
Aパターンのボタンを押すとバシュウウーーン!という攻撃音の後、
「ベアールV!」、「ブイブイ!」、「シフトアップやで!」、「ガッツやで!」
の4種のセリフが順に流れ、LEDが光ります。
Bパターンのボタンを押すとキュオオーー…ン、バシュウーーン!というハイウェイバスターの発射音の後、
「無音(発射音のみ)」、「ゴー、オン!」、「ブイブイ!」の3パターンのサウンドが順に鳴り、LEDが光ります。
変身ボタンを押すと、ピッという認識音の後、「ガッツやで!」、「ゴー、オン!」、「シフトアップやで!」、
「ブイブイ!」、「何でやねん!」 のセリフがランダムで鳴り、LEDが光ります。
炎神スピードル、炎神バスオンソウルと同様、効果音無しでセリフの再生、
「何でやねん!」のセリフの再生、ランダム再生はゴーフォンでのみ可能です。
以上、変身携帯ゴーフォンでした。
ゴーオンジャーの玩具ではサウンド・ライトギミックを有した部分を独立させ、
他の玩具にも流用させる“炎神ソウル”というシステムをシリーズ全般に採用していくようです。
確かにこのシステムならばサウンドの拡張という点では利点がありますが、
玩具自体のギミックや形状に悪い影響が出ているのが非常に気になります。
ゴーフォンで言えば、携帯というにはあまりにもサイズが大き過ぎる点、
ボタンを押すのではなく、スライドさせるという点、
複数のボタンが複合化しているという点がそれに当たります。
特にこの“ボタンのスライドと複合化”を許せるかどうかで、
この玩具を楽しめるかが決まると思います。
長くなるので炎神ソウルについての細かい感想はマンタンガンのレビューでも書きたいと思います。
<2008年2月23日UP・3月17日画像・テキスト修正・8/17テキスト修正>