<2007年2月発売・3675円>
スクラッチが開発した武器の1つ。
ゲキトンファー、ゲキトンファーバトン、ゲキトンファーロングバトンの3モードに変形することが可能。
ゲキトンファーモードは主にゲキブルーが使用する。
箱から取り出した状態。
玩具では振動センサーによるサウンド(左・ゲキトンファーAと呼称)、
タービンの回転(右・ゲキトンファーBと呼称)といった、それぞれに異なるギミックが仕込まれています。
2本のパッと見た感じはほとんど変わりませんが、ギミックの都合により細部が微妙に異なっています。
(スピーカーや電池ボックス、ジョイント部等)
サウンド機能を有するゲキトンファーA。
スピーカーや電池、振動センサーを内臓するため、Bよりも少し重いです。
見た目は、劇中プロップと比べると全体的にギュウッと押しつぶされている感じ。(いつもだけど)
小さいのは仕方ないこととしても、デザインのバランスは崩さずサイズダウンして欲しいです。
玩具の開発が先行なのは分かっていますけども。
それでも、十分かっこいいですけどね。ゲキトンファーのデザインは好きです。
単4乾電池を2本使用。電池ボックスのフタをプラスドライバーで開け、電池をセットします。
電源スイッチを○に合わせるとガシュウイィーーーン!!という起動音が鳴ります。
劇中のゲキトンファーを呼び出す音と同じかと思いましたが、比べて聴いてみると全然違いました。
劇中の出現サウンドはもっと高くて綺麗な金属音です。
持ってみたところ。大人が持つと一瞬にしてかっこ悪くなるなあ(苦笑)
ゲキトンファーに振動を与えるとセンサーが反応し、
ギュウゥーーーンというタービン回転音、バチバチッというスパーク音がランダムで鳴ります。
タービン回転音は異なる2種類の音があります(低速・高速回転?)。
気になる点は、ゲキトンファーAはタービンが回転しないのに、音だけが鳴るところ。
スパーク音も劇中で目立つ音ではないため、イマイチピンときません。
それよりもキン、キン、キン!という金属音のほうがよっぽど印象的で、効果があったのでは思います。
大人の手では、グリップの長さが足りていません。
棒は丸ごと軟質素材で出来ているので、叩いても安全です。
ゲキトンファーB
タービン回転機能を有するゲキトンファーB。
ギミックを作動させる為の黒いレバーが、デザインの良さを阻害してる気がします。
うるさく言う程でもないですけど。
レバーを押すことでタービンが回転。
ギアによる回転なので、押すときに強弱をつければ回転の勢いを調節できます。
難点はレバーの位置。グリップを握った状態だと押しにくいです。
同時にゲキトンファーAの音を鳴らしながら遊べば、臨場感が増します。
1つのトンファーに一体になっているのが理想なんですけどね。
ゲキトンファーバトンに変形。変形方法はA、B共通です。
付け根にあるスイッチを押しながら、グリップを収納します。
出来ればガチャッ、みたいな変形音が欲しかったところ。
(代わりに振動センサーが反応してくれますが)
劇中のように片手で持った状態で変形させるのは難しいです。
現在(4/26)のところ、明確な使用者は存在しません。
パッケージでは、レッドが持っていますが…、今後使うことがあるのでしょうか。
持ってみたところ。
私はギリギリでグリップ部に手が入りましたが、一般的な大人の手では厳しいと思います。
効果音などのギミックは、トンファーモードと同じ。
ゲキトンファーロングバトンモードに合体。
その際、ガチャッという合体音が鳴ります。ただし振動センサーも一緒に反応するというオマケ付き。
主にゲキイエローが使用する。2本のゲキトンファーを繋げて棍棒のように扱う。
全長約75センチにもなる、かなりの大型玩具です。
といっても劇中では棒が伸びる演出がされているので、見た目は最も違和感。
両手持ちをするには厳しいサイズ。しかし持ったときの満足感はなかなか。
振動センサーによるサウンドはブンッという攻撃音に変わります。
あとバチバチッというスパーク音。これは先ほどと同様。
攻撃音は振り回したときの音でしょうが、スパーク音はやっぱりイマイチ。
ここも金属音が欲しかった。
またこのモードだとタービンを回転させるためのレバーが押しやすい反面、
片方しか回らないのが非常に残念に感じます。
最後にゲキチェンジャーと一緒に遊んでみます。
連動ギミックはありませんが、同時に持った状態がすごくかっこいいです。
ゲキトンファーを買って良かったと思える瞬間。
一緒に遊ぶ場合、ゲキチェンジャーのスイッチは切っておいたほうがいいでしょう。
音が入り乱れて訳わからなくなります(笑)
なおグローブは管理人が用意したもので、製品には付いてませんので注意してください。
バトンモードで。
ロングバトンモード。
分割するときは、解除スイッチを押しながら引き抜きます。
またガチャッという音が鳴ります。
ゲキトンファーでした。
定番になってきた振動センサーは相変わらず扱いにくかったです。
出したい音が出せない、または出したくも無い音が出るのはマイナスでしかありません。
とは言っても玩具自体はしっかりした作りだし、塗装も丁寧で好印象。
高額に感じつつも思わず納得してしまう出来は、さすがバンダイといったところです。
番組でも印象深いアイテムですので、過度に期待せずに買ってみても良いかと思います。