TOP > 仮面ライダーの玩具 > マスコレプレミアム 仮面ライダーアームズファクトリー

マスコレプレミアム 仮面ライダーアームズファクトリー

プレミアムバンダイ限定商品。
2011年10月4日まで受注受付、翌年1月に発送。
販売価格5,040円。(+送料)

パッケージはモノクロで、マスクコレクションのBOXと同じく上に開けるタイプでした。
中には4つの箱が入っており、ガイアメモリ用のシールが添付されていました。

第1弾は4種セット。
左から、“仮面ライダー新1号セット”、“仮面ライダー電王セット”、“仮面ライダーWセット”、“仮面ライダーオーズセット”。
各セットとも変身ベルトや武器、装飾品がセットになっており、それぞれを台座にディスプレイすることができます。

また“マスコレプレミアム”という商品名が示すとおり、
別売りの該当するライダーマスクコレクションを一緒にディスプレイすることが可能です。
というよりこちらがメインでしょうか。(マスクは本商品には一切付属しません)
マスクの台座自体は既存の物を使用し、ベルトの囲いの中にセットする形となります。
ただししっかりと固定されるわけではなく、上に置いているだけです。
物によってはきつかったり緩かったりで、クリアランスがいい加減。
オーズなんてキツすぎて、ベルトがミシミシいって壊れるんじゃないかと思いました。
(斜めに入れることで解決しましたが)
逆にWは緩すぎで、くるくる回っちゃいます。

スケールはマスコレと同じく1/6で統一…と言いたいところですが、違うみたいです。
マスクのサイズに対してベルトは大きく、武器は小さいように見えます。
PBM!なんかを使えば装備させて試せたかもしれないですけどね。
ちなみにベルトはベルト部分含めてオールプラ製で硬く、分解はできないので、
スケールの合う人形に装着、といった遊び方をするには不向きです。

共通パーツ。 台座と、背景のメッシュパネル。

台座の後部にメッシュパネルを立てて、組み立て完了。
これが×4付属します。

仮面ライダー新1号セット

セット内容は、ライダーベルト、ショッカーエンブレム。
(共通パーツは省略)

台座にディスプレイ。 ベルトとエンブレムだけの、シンプルなセットですね。

ベルトのアップ。
タイフーン部の赤い風車は別パーツで造形され、手動で回転が可能。
クリアカバーで覆われていないのがちょっと残念なところ。
(覆われてたら回転できなくなっちゃいますけど)

背面の金具は造形で再現。
サイズ調節用の穴までしっかりと造形してあって、リアルです。

左サイドのコンバーターにはスイッチが造形。

ショッカーエンブレム。 裏側のピンを使ってパネルの穴に固定します。
荒いスミ入れがリアル感を出しています。

ライダーマスクコレクションVol.7の“仮面ライダー新1号”をディスプレイ。
個人的にこのマスクはプレミアム発光台座ディスプレイに使っているので、
飾るならVol.1の旧造形版にしようかなと思っています。

仮面ライダー電王セット

セット内容は、
デンオウベルト、デンガッシャー(ソードモード)、ライダーパス、デンオウマーク、
部品立てかけ用ピン×8(ランナーから切り取って使用します)

台座にディスプレイ。
武器や装飾品のディスプレイは一例であり、自由に位置を変えることが出来ます。
部品たてかけ用ピンはもちろん他のセットでも使用することができます。

デンオウベルトのアップ。
中央ターミナルバックルはメタリックレッドで塗装。
フォームスイッチも4色で綺麗に塗り分けられています。
後ろのベルト止めもしっかりと造形されています。

バックル上部の英文字もプリントで再現。
デンガッシャーホルダーの造形もリアルです。

デンガッシャー(ソードモード)

仮面ライダー電王(ソードフォーム)の専用武器。
組み替えギミックはオミットされているので、造形優先でリアルに造形されています。
各種パーツのナンバリングもプリントにて再現。



ライダーパス。
二つ折り状態から開閉することが可能。
カード入れ部分はクリアパーツで出来ており、
実際にライダーチケットが入っています。
ものすごい拘りようです。

デンオウマーク。 裏にピンがあり、パネルの穴に固定できます。

ライダーマスクコレクションVol.4の“仮面ライダー電王(ソードフォーム)”をディスプレイ。

仮面ライダーWセット

セット内容は、
ダブルドライバー、ガイアメモリ2種(ベルト用)、ガイアメモリ2種(飾り用)、スタッグフォン、ダブルマーク
この他にガイアメモリに貼るシール(上記参照)が付属します。

台座にディスプレイ。

ダブルドライバーのアップ。
左右のスロットは開閉が出来(左右で連動はしません)、ガイアメモリ(ベルト用)の装填が可能です。
両スロットのウインドウ、中央下部のガイアプロセッサはクリアパーツ製。
ガイアプロセッサには左右に分かれて緑と紫が吹かれており、
サイクロンジョーカー変身状態の発光を再現しています。

ガイアメモリ(ベルト用)と、ガイアメモリ(展示用)の比較。
展示用はベルト用に比べて大きく、裏にパネル差込用のピンがあります。
どちらもクリアパーツ(クリアグリーンとスモークブラック)製で、サイクロンメモリとジョーカーメモリを再現。
ガイアディスプレイのシールはスロットに差し込む際に干渉して剥がれることがあるので、注意が必要です。

マキシマムスロット。 ウインドウ部はクリアパーツ製。
ガイアメモリ(ベルト用)を装填することができます。

後ろ側。 細かいディテールが素晴らしいです。

スタッグフォン(ライブモード)。 携帯電話から変形するクワガタ虫型メモリガジェット。
変形ギミックはオミットされており、裏にはパネルに差し込むためのピンがあります。

どうせならガジェットモードも欲しかったかな。

ダブルマーク。
裏のピンでパネルに固定。

ライダーマスクコレクションVol.7の“仮面ライダーW サイクロンジョーカー”をディスプレイ。

仮面ライダーオーズセット

セット内容は、
オーズドライバー、コアメダル3種(ベルト用)、コアメダル3種(飾り用)、メダジャリバー

台座にディスプレイ。

オーズドライバーのアップ。
バックル部はクリアパーツ製で設定どおり可動し、コアメダル3枚は取り出すことが出来ます。

コアメダル3枚(ベルト用)のアップ。
左からタカ、トラ、バッタ・コア。
クリアパーツ製で、表面の絵柄も判別できるほどしっかりと作られています。
なんと裏側の1〜3本の横ラインまで再現する徹底振り。

オースキャナー。
中央のDムーンのみがクリアパーツで、下の銀ラインは塗装で再現、溝も細かく掘られています。
設定どおり上にスライドすることでスキャナーネストから分離することが出来、
スキャナーネスト内側、オースキャナー裏側共にしっかりとディテールが刻まれています。

オーメダルネスト。
フタが開閉可能。 といってもヒンジがある訳ではないので外れることが多いです。
内部には仕切りがあり、付属のコアメダルを収納可能…と思いきや、
中心3箇所はキツめで、入れるとメダルがちょっと飛び出す為、フタを閉められません。
(両端は余裕を持って入りフタも閉まる)

後ろ側のベルト止めもしっかりとディテールを再現。

メダジャリバー。 仮面ライダーオーズの専用武器。

メダレバーは可動します。

刀身部のクリスタルユニットはクリアパーツで再現。
タカ、トラ、バッタ・セルが内部に造形されています。
分解できないので正確なところは分からないのですが、
おそらくクリアパーツの裏側からディテールが彫られ、塗装されているものと思われます。

スキャニングチャージ!
オースキャナーが取り外せるのでこういった遊び方も可能。
オーズドライバーはピッタリですが、
メダジャリバーの場合、オースキャナーの中心とセルメダルの位置がズレます。
これでは読み取れない! やはりスケールは合っていないようです。

コアメダル3種(飾り用)。
オーズドライバーにセットされているコアメダルと同じく、
タカ、トラ、バッタ・コアの3枚です。
各メダルとも裏側にピンが設けられ、パネルに固定することが出来ます。

ライダーマスクコレクションVol.10の“仮面ライダーオーズ タトバコンボ”をディスプレイ。
他のメダルも付けてくれれば他のコンボも飾れたのにと思うんですが…。

コアメダル3種(飾り用)を配置変え。
変身時のイメージになるように、上からタカ、トラ、バッタ・コアの順で縦に並べてみました。
正面からだとタカ・コアしか見えないですけどね(笑)

以上、マスコレプレミアム 仮面ライダーアームズファクトリーでした。

マスコレシリーズの新カテゴリーとして発売した本商品。
マスコレの台座としてディスプレイするのが主目的だとは思いますが、
変身・武器アイテムの精巧なミニチュアとしてもよく出来ていると思います。

造形が良いというだけでなく、各ギミックの再現に拘りに拘っていて、
特にガイアメモリやオーメダルのギミック再現に関しては、そこまでするかと思わず呆れてしまったくらいです。
ライダーパスの完成度も異様に高いですしね。

マスクを含めたディスプレイは武器倉庫といった感じでとても飾り栄えするので、
スケールの違い(未確認)は思っていたよりは気になりません。
ただ立てかけ用のピンがすごく頼りなく、武器がすぐ倒れてしまうのは厄介。
直角に曲げた物を用意するなど、しっかりと支えられる対策をして欲しかったです。

すでに第2弾の受注も行っており、早くもシリーズ化決定!?
オーズ系3種のセットになることも決まっていますが、内2種がオーズドライバーの使い回しでちょいゲンナリ。
メダルくらい全部セットにしてよ!と言いたくもなりますが、こればっかりは商売上仕方ありません。
まあ差し替え式にしてしまうと全フォームを同時に飾ることが出来なくなってしまいますが、
どちらにしても揃うことはないだろうし、う〜ん、どっちがいいんだろうなあ…。

<2012/4/25 UP>

inserted by FC2 system