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S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーファイズ アクセルフォーム

プレミアムバンダイの魂ウェブ商店限定商品です。

<2011年2月25日〜5月10日注文受付・7月25日発送・3,465円+525円(送料)>

セット内容一覧
仮面ライダーファイズアクセルフォーム
交換用手首4種、交換用バックル2種、ファイズフォン、フォンブラスター2種
ファイズポインター(キックモード)、ファイズアクセル、ファイズエッジ



仮面ライダーファイズ アクセルフォーム

仮面ライダーファイズが左腕にファイズアクセルを装備し、
アクセルメモリーをファイズドライバーにスロットインすることで変身した姿。
超加速形態となり、10秒間のみ通常の1000倍の速さで動くことが出来る。

当然ながら今回もノーマル版ファイズの素体を流用しているので、マッシブな体型となっていますが、
アクセルフォームは加速形態ということで細身のイメージがあり、今回の体型はいくらなんでも不自然に思えます。
あとこの写真は顎を引いているので分かりにくいですが、何故か首が不自然に長くなっています。
マッチョに見せたいなら短い方が良いのに…。
良くなった点と言えば、ブラスターフォームに引き続きスーツ部分がツヤ消しとなり全体が引き締まったことくらい。
これはすごく効果的で、ノーマル版ファイズでも採用して欲しかったくらいです。
腰の引き伸ばしギミックやダイキャスト製の足首は同素体なのでもちろん引き継いでいます。

仮面ライダーファイズ(左)、仮面ライダーファイズブラスターフォーム(右)と比較。
色々思うことはありますが、遂にファイズ3フォームがSHFでコンプリートです。



バストアップ。
頭部はブラスターフォームのレビューで当初“複眼モールド以外は色違い”と記載してしまいましたが、
じつはサイズが若干小さくなっていて新規造形となっていました。(現在は修正済み)
このアクセルフォームの頭部はそのブラスター頭部の色違いとなります。

取り外して頭部のみを比較。
左のノーマル版ファイズが若干大きいのが分かるでしょうか。
アンテナの長さを見るとより分かりやすいかも。
おそらく複眼モールドを新規造形する際に何らかの事情で全体を作り直すことになったんだと思いますが、
何故よりによって小さい頭部を更に小さくしたんでしょう? 逆にすればいいのに…。

胸部アップ。
アクセルフォーム時のすさまじい熱を逃がすため、フルメタルラング(胸部装甲)を上方に展開する、という設定。
露出した内部メカはちょっと色が足りてないのでのっぺりした印象です。
特にベースの黒を塗ってないので引き締まりません。 全体で胸部だけ浮いてるような感じ。
中央ブラッディ・コアはあろうことか赤いメタリックの塗装です、ここはクリアパーツにするべきでしょう…。

フルメタルラングは根元がボールジョイントで可動します。
左写真のように展開前の位置に動かすこともできますが、形状が合ってないので胸部にピッタリとははまりません。
確かに展開状態を優先で造形して正解なのですが、このくらいサービスで合わせてくれてもいいのに。
裏側にはしっかりとディテールがあって好印象。

ファイズドライバーはアクセルメモリーがセット済みの状態で造形。
といっても形状は同じでアクセルメモリー用に赤く塗り替えてあるだけ。
足裏のディテールはこれまでと同じ、左右の間違いはありませんでした。

ファイズアクセル。
アクセルフォームに変身するため左腕に装着したリストウォッチ型コントロールデバイス。
スタータースイッチを押すことでアクセルモードが発動。

アクセルフォーム変身中はアクセルメモリーをファイズフォン(バックル)にセットしているので、
左写真のアクセルメモリーがないファイズアクセルを装備するのが正解。
ですが今商品には、上記の理由で必要の無いはずのアクセルメモリー付きファイズアクセルが付属します。
もちろん(アクセルフォームには)換装が可能。
説明書にはボーナスパーツとだけ記載されているのですが、普通だったらノーマル版ファイズに使いたいと思うはず。
ですが付けるには穴開けの加工が必要になり、ただでさえ貴重なSHFファイズに傷を付けることになります。
なので取り付け可能なノーマル版ファイズの腕ごと付属が理想だったのですが、
ボーナスパーツの意図がイマイチ分からないので、捉え方がそれで正解なのか分かりません。
手首とかもそうですが、パーツの用途をちゃんと記載して欲しいです。

交換用手首パーツ。
構成がこれまでと同じ、またも左持ち手なし。

ファイズショット、ファイズエッジをそれぞれ装備。
どちらもアクセルフォームで使用した印象的な武器です。

ファイズポインター(キックモード)も。

余り。

ポーズ集。
ノーマル版ファイズのバックルをアクセルフォームと入れ替えて、変身前を再現。
ちなみにミッションメモリー(ノーマル版ファイズのメモリ)はどこにいったかと言うと、武器に付いてます。

スタータースイッチを押す。 「START UP」
指差し手は欲しかったですね。 ボタンを押す仕草なんてどのフォームでも使えるのに、何故付けないのか。



ちょっとブレてますね。

お次はファイズエッジ。



アクセルフォームの連続クリムゾンスマッシュは歴代でもダントツのかっこよさ。

溜め。 ↑のショット持ったポーズもそうですが、加速前の重心を低くした構えが好きです。

ダッシュ! 飛行ポーズのサイガと並べたい。

以上、S.H.フィギュアーツ仮面ライダーファイズアクセルフォームでした。
素体が流用されてマッシブな体型になることは分かってましたが、やはりアクセルフォームには合ってません。
それどころかこれまでより首が長くなっていたりして、プロポーションは3体の中で一番酷いものになってます。
使わない流用パーツをたくさん付ける割に必要なものを付けないのもこれまでと変わらず、
挙句の果てに用途がイマイチ分からないアクセルメモリー付きのファイズアクセル。
こんな内容では、担当者は本当に設定を理解して作っているのだろうか?と勘繰りたくもなります。

素体譲りの可動性能やツヤ消しとなったボディは素晴らしいのですが、如何せん不満点が多すぎますね。
大好きなライダーだけにこうなってしまったのは非常に残念。 もっとファイズ愛に溢れたものが欲しかった。

<2011/9/20UP>

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