S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーアクセル
<2010年7月17日・3,150円・バンダイ>
セット内容。
フィギュア1体・各種手首・エンジンブレード
仮面ライダーアクセル
「仮面ライダーW」における2人目の仮面ライダーで、
風都署超常犯罪捜査課課長の“照井竜”がアクセルメモリで変身する。
前後写真でプロポーション検証。
まず気になるのは頭部のサイズ。 大きいです。
このシリーズの頭部サイズはこれまで小さいかちょうどいいかしかなかったと思うんですが、
大きいと感じるのは初めてだと思います。 いったいどうしちゃったんでしょうか。
その他には腰が細いのと脚が長いですがそれはいつものことなのでいいとして、やはり頭部ですかね。
逆に言うと、頭部がもう少し小さければかなり良好なプロポーションだったと思います。
斜め、横から。
ほぼ全身がメタリックレッドで塗装され、非常に綺麗です。
また関節パーツの色も赤（成型色です）に統一され、抜かりありません…と思いきや、
手首関節まで赤という落とし穴が。 そこはいつもの黒でいいんじゃ…。
バストアップ。
頭部の造型については散々に言われていますが、
やはりゴーグルの形が横に広がっているのが「かっこ悪い」と感じる原因かと思います。
もう少し縦長で、正面を向いたときツリ目になるとかっこよかったと思います。
あとゴーグルのクリアブルーが濃すぎて、内部モールドが見えないということですが、
これはこのくらいでいいんじゃないかなあ。 全く見えないという訳じゃないし、
見えるか見えないか位のバランスの方が個人的には好みですね。
あ、それはアクセルに限っての話で、トライアルはバッチリ見えてて欲しいです。
横から見ると分かるアンテナの“A”文字が好き。
正面にもありますけどね。
背部。 バイクフォームのタイヤとフレームがあります。
ただ今商品は変形しませんので、ただの飾りですね。
斜め上から見てみる。
メカニックライダーにふさわしく情報量が多い。
腕や脚も、Wには無いメカニカルなパーツで装飾されています。
アクセルドライバー。
メモリのマークやメーターは省略されていますが、
メモリが赤く塗ってあるのが地味に嬉しかったりします。
可動に関して。
首は襟パーツが邪魔するので、正面以外はアゴを引くことが出来ません。 これが結構やっかい。
その他はSHFシリーズの強みでよく動きます。
腰なんか細身を生かして360°回転が可能（笑）
あとWのように関節をスーツで隠すこともできます。（股関節だけですが）
ひょろっちいポーズになってしまうので滅多にやらないんですけどね。
交換用手首パーツ一覧。
デフォルトの握り拳の他、平手、武器持ち手等が付属。
右手のみ親指を立てた手首（左端）があるんですが、これは使いどころが分からないなあ…。
照井はサムズアップなんかやらないし、何か他のポーズ用ですかねぇ？
そんで左手用では平手が2種あります。
指の曲げている角度が微妙に違っているのですが、
こんなのどう使い分ければいいのよ？（苦笑）
エンジンブレード。
よく出来てますね。 なりきりに見慣れてるんで刃が長いのが異常にかっこよく見えます。
塗装に関しても上出来、メモリの文字がありませんが仕方ないでしょう。
武器持ち用手首を使って持たせてみる。 フィット感はまあまあ。
メモリを装填する際のブレードの可動ギミックが再現されています。
首の可動に制限があるので、どうしても上向きのポーズをとらせがち。
両手持ち。
無理矢理首を横向きに回転。
このように出来ないことも無いんですが、
襟に完全に干渉してるので塗装剥がれが心配。
持ち手は2種類あって、もう一つはアクセルドライバーを握らせる用です。
左右分付属しますが、左の場合クラッチレバーを掴む必要があるので左右反転の造型ではまずいのでは？
まあ、平手を使ってそれらしくポーズを取ることは出来ますが…（最初の方の画像参照）
またアクセルドライバーは取り外せるので、バイクフォームに変形する直前を再現することが出来ます。
「アクセル！ マキシマムドライブ！！」
以上、S.H.フィギュアーツ仮面ライダーアクセルでした。
豊富な手首パーツや（豊富すぎて使い道に迷うものも）
まさかのエンジンブレードの可動などのおかげで非常に遊びがいがあります。
頭部造型に難はありますが、全身のメタリックレッドが美しいのでビジュアル面でも満足出来ると思います。
個人的にはSHFに期待してWFC版の購入を見送ったので、発売されただけで嬉しいアイテムです。
最も、今のSHFの勢いならばどんなライダーだって商品化は夢じゃない気がしますけどね。
ほら、トライアルだって早速（限定ですが）商品化決定しましたし…。
よし、じゃあ次はウェザードーパントに期待しようっと。
<2010/8/4 UP>