ラウズアブゾーバーにスペードQ(アブゾーブクイーン)のカードを装填、
更にスペードJ(フュージョンジャック)のカードをラウズしてパワーアップした姿。
最大の特徴は背中のオリハルコンウイング。この羽を展開することにより、時速300K/hで飛行することが可能となる。
ブレイドJフォームは、胸部アーマーや羽等の一部を除き、全身の殆どがノーマルブレイドの色を変更したもの。
ですので、S.I.C.版ブレイドJフォームは、基本的にS.I.C.仮面ライダーブレイド(左)のリデコ商品となっています。
ただしオリジナルでは同じデザインの頭部が、S.I.C.では微妙に異なる造形になっています。
比べてみないと分かりにくいのですが、完全に新規造形です。
横から見るとツノが前に張り出しているのが分かります。
それに合わせてスペードシールドの造形も変更。目が半分以上隠れてますね…。
ツノのモールドデザインは基本的に同じです。ただしスミ入れは省略されています。
ちなみに今回は必殺技発動時のスペードシールドが付属しません。
S.I.C.ブレイド付属のものを取り付けられなくもないですが、大きさが合いません。
余談ですが今回のシールドはよく外れます。
胸部アーマーアップ。
分かりやすい違いは全体的なゴールドのカラーリング、腹に浮き出たイーグルアンデッドのハイグレイドシンボル。
あと地味にブレイバックルのグリップに黒の塗装が追加されています。
背中に追加された羽は、2本の軸で固定されています。
その関係で取り付け箇所のモールドが消え、のっぺらな感じになっています。
まあ、見えないのだからどうでもいいのですが。
S.I.C.仮面ライダーブレイドキングフォームに付属していたものと同じです。
ただしプレートはジャックフォーム用のものに変更。
左腕のアームズシェルに接続用のジョイントがあります。これは今回のみの新規パーツ。
プレートを取り外してラウズ前の通常形態状態、コンパチでトレイオープン状態を再現できたりと、ギミックは前回と同様。
ちなみにキングフォーム用のプレートを取り付けることも出来ます。あまり意味がないけど。
肩アーマーや下半身など、その他の部分は、S.I.C.仮面ライダーブレイドのリペイント。
前回(写真左)はキングフォームに合わせてボディスーツの色が黒でしたが、今回は正しい紺色。
スーツ以外にも、グローブやブーツの色などが本来のブレイドの色で塗装されているので、
前回のパーツと今回のJフォームの素体を組み合わせれば、配色が完璧なブレイド(写真右)が完成します。
ラウズアブゾーバーの取り付けも自由自在なので、お好みで前期・後期のブレイドにすることが可能です。
羽は3枚に分かれていて、展開することが出来ます。
上段の羽に他2枚が取り付けられており、それぞれ別に動かすことが出来ます。
展開状態。クリアパーツ製で、非常に綺麗。
当初、羽はS.I.C.のことだから地に付くくらい大きなものになるかと思いましたが、意外とそうでもなかったですね。
後ろから。
なお、ヘタリがひどくなれば、開いた状態で固定できなくなる可能性あり。
ブレイドがJフォームに変身すると、ブレイラウザーの先端がディアマンテ・エッジに変形する。
切れ味と硬度は、通常時の1.5倍にパワーアップ。
今回付属されているのは通常のブレイラウザーの刃を取り外し、新しい刃に交換したもの。
刃の部分は前回と同じくダイキャスト製。大きくなったことで、重量がアップ。
もちろん、オープントレイギミックは健在。
ノーマルブレイラウザーと比較。
刃が取り外せたのはエフェクト表現(S.I.C.仮面ライダーブレイドのレビュー参照)の為と言うより、
ディアマンテ・エッジへの交換の為だったことが分かる。
腿のアーマーとホルスターのコンパチギミックも健在。詳しくはS.I.C.仮面ライ(ry
ブレイラウザーをセットすると、先端の刃が地に付いちゃいます。長いです。
交換用の手首は、左右平手、武器持ち手用が付属。
上でも書いたように、塗装が変わっています。
ブレイラウザーを持たせたところ。グリップが細くて持たせにくい。しょっちゅうズリ落ちます。
あといつものことなんですが、手首は角度付けすぎ。右のようなポーズならば、威力を発揮するんですけど。
以上、S.I.C.仮面ライダーレンゲル&仮面ライダーブレイドJフォームでした。どちらもとてもかっこいいです。
特にJフォームの出来が良いです。羽が本当に美しいので好きな方はもちろんそうでない方にもお薦め。
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