S.I.C. VOL.40 仮面ライダーアギト&マシントルネイダー

SUPER IMAGINATIVE CHOGOKIN VOL.40 MASKED RIDER AGITO & MACHINE TORNADOR

<2008年1月26日発売・7,140円・バンダイ>



S.I.C. 仮面ライダーアギト

以前S.I.C. VOL.19で商品化されたアギトが、完全新規造形となって復活。
待望のアギト専用バイク“マシントルネイダー”とのセットでリニューアル発売です。

旧商品と異なり他フォームへの換装ギミックが無くなりましたが、その分プロポーションが大幅に向上。
アレンジも旧商品に比べれば抑えめになり、よりオリジナルに近い雰囲気になりました。
金属パーツは膝当てのみに使用。 毎度お馴染みのポロリですが今回は見受けられませんでした。

三種類の手首が付属。 拳、平手、バイクハンドル握り用手。
接続がボールから軸に変わっています。



頭部アップ。
オリジナルでも大き目のツノを更に誇張、左側のみにヒビ(?)が入っています。
目がつり上がって、クラッシャーもより立体的になっています。

正面から見るとアギトそのものですが、横から見ると一変します。
S.I.C.アレンジらしく、生物っぽさが垣間見えます。

頭部前面のみを交換し、ツノ=クロスホーン展開を再現。

展開されたツノも既存のツノに合わせて太く、大きくアレンジ。
この造形だと展開というよりは、新しく生えてきたように見えますね。
ボリュームたっぷりで頭部が一回り大きくなったように感じます。

胸部/背面アップ。
ワイズマンモノリスを始め、全体をより複雑な立体にアレンジ。
背面には小さい羽根が造形されています。
肩アーマーはかなり大きめに。

変身ベルト=オルタリング。
旧製品では元デザインが分からなくなるほどアレンジされていましたが、
今回はかなりオリジナルに忠実な造形です。
中心部はクリアパーツで再現。 
左右の黒窓もクリアですが、塗装が濃い為透けているように見えません。

腕、脚等のスーツ部分のディテールは、龍の鱗をイメージして造形されています。




首は2重関節。 ボールジョイントが使用されており、大きく動きます。

ボディは胸部、腹部、腰部で構成。 胸部と腹部のジョイント部で前屈が可能。
腹部と腰部のジョイントは2重のボールジョイント。 回転はもちろん、前後左右の傾きに対応。

腕は横に90°上がります。
上腕にロール軸有り、肘は2重関節。
手首は軸接続で回転。 さらに根元が可動、手を傾かせて表情を付けられます。

肩アーマーは肩に接続、上下に可動。 肩関節を隠すためのカバーも可動します。
肩の根元はボールジョイントで接続。

股関節はボールジョイント。
太ももにロール軸有り。

膝は2重関節で約180°曲がります。
足首は軸で回転可能、更に根元が可動し足を曲げられます。
足内部に軸可動が仕込まれ、接地に対応。 つま先も可動。

ちなみに足首のパーツはG3&G4のように別パーツとなっていますが、
固定式なので遊びながら回転するようなことは無いです。







「変身!」



第1話の登場シーンっぽく。
脚がこれ以上閉じられないので少々ガニ股です…。





足元にアギトの紋章が浮かび上がり…。(想像で補ってください)

ライダーキック!!

「トオォォーー!」


決めポーズ。







S.I.C.マシントルネイダー

アレンジが加わりゴツくなったマシントルネイダー。
クリアパーツがふんだんに使用されており、非常に美しい。

ダイキャストが多用されているので重量感があります。 もちろん転がし走行可能。

換装時に取り外す、前輪後輪リアカウルが非常に取れやすいです。
持ち上げようとしただけでボトボト落ちます。
ライダーにポロリが無くなったかと思いきや、こんなところに余波が…。

正面から。

横から。

フロントカウルはクリアパーツ。 ここもよく外れます。
中にはアギトマークが。 オリジナルではカウルに描かれています。

各部アップ。

メーターはプリントで再現。



ハンドルとタイヤは連動します。

スタンドが可動。




もちろんアギトが搭乗可能です。

乗せるときは専用の手首に交換します。
専用なので当然ですが、相性バッチリ。 すんなり乗せられます。

やはりライダーとバイクの組み合わせはかっこいいですね。




放映当時に発売されたポピニカDXマシントルネイダーと比較。




スライダーモードに換装。
前輪を1度取り外し、水平にして再び取り付けます。

後輪も1度取り外し、水平にして、今度は上の穴に接続。

リアカウルも取り外し、後方にずらして再び取り付け。

ディスプレイベースが付属。
後部ジョイントに合わせてマシントルネイダーをセット。
前部の突起はただ載せるだけ。


マシントルネイダー(スライダーモード)

ボディが伸びてませんが、タイヤを水平にするだけでもそれらしく見えますね。
欲を言えばちゃんと変形して欲しかったですが…。
まあこの形態が無視されなかっただけで十分でしょう。

ちなみにこの形態の方がタイヤは外れにくいです。

正面から。

横から。


アギト搭乗。
アギトの左足裏の穴にシート後部のピンを差し込みます。

搭乗状態。
固定されるのは左足のみですが、それでも立たせるには十分です。
放て、必殺のライダーブレイク!!

マシントルネイダーが伸びないのでアギトの立つ場所が狭く、脚が踏ん張れません。
あまりかっこよく無いです。 私のポージングが悪いせいかもしれませんが。




スライダーモードで比較。

ポピニカ版はボディの伸縮ギミックがあるのでよりサーフボードっぽくなります。
対するS.I.C.版はバイクのイメージが抜けきれてませんね。




以上、S.I.C.仮面ライダーアギト&マシントルネイダーでした。

まずアギトですがオリジナルを活かしたアレンジで、個人的に非常に好み。 とにかくかっこいい。
可動に関しても文句なしです。 ここが動けばなあ…と不満に思う箇所が一切ありませんでした。
ポロリも無く、レビューを撮り終えた後の(過去に比べれば)関節の緩みも少なめ。 素晴らしいです。

マシントルネイダーは上記の通り換装パーツが外れやすいのが難点です。
しかし見た目は大満足。 スライダーモードもまずまずですね。

総合的には大満足の商品です。 この調子でギルスも出して欲しいですね。











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<2008年1月28日UP>

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