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S.H.フィギュアーツ アンク(グリード態)

プレミアムバンダイ・魂ウェブ商店限定品
2011年12月26日 注文受付開始
2012年3月7日 注文受付終了
販売価格 3,675円 2012年5月発送

セット内容
アンク(グリード態)、交換用手首
胸羽根、背中羽根、襟巻き、翼(小)、翼(大)
専用魂STAGE、翼(大)用アタッチメント



アンク(グリード態)

アンクが完全復活した姿。
これまで腕、ロストと劇中の変化と共にSHF化されてきたアンクですが、
満を持して完全版が登場です。

パッケージ状態から、背中羽根→胸羽根→襟巻き→翼(小)を順に取り付けて完成。
背中羽根と胸羽根が見た目では全く違いが分からなかったのですが、
パーツ裏側にFR,RR等の刻印があり迷わず取り付けることが出来ました。

プロポーションは良好。
腰が細いですが、頭部が大きいからか全体的にはガッチリしているように見えます。





バストアップ。
左右非対称なアンク(グリード態)の頭部を再現。
目に当たる部分にはクリアパーツを使用。 残念ながらディテールは再現されていません。
顔右半分の羽根のようなディテールは墨入れされています。

頭頂部の羽毛(?)は後ろになびくような造形。
グラデーション塗装が施され、美しいです。

ジャケットのようなデザインの胸部には羽根のディテールが。
線が一本一本引かれ、非常に細かい塗装です。
背中の翼(小)はグラデーション塗装。

右腕はこれまで見慣れたアンク腕になっています。
左腕も似たデザインですが、鳥の意匠は無いです。

ベルトはバックル中心部分にクリアパーツを使用。

太股にも羽根のディテールが。
膝から下はタジャドルコンボのデザインに似ています。

首の可動範囲は広い方だと思いますが、襟巻きに干渉する為、上を向けません。

肩関節は胴体側ボール+腕側スイングで可動。 二の腕にロール。
胸羽根・背中羽根は接続がボールなので、このように回転します。
ただ元々軟質パーツなので可動の邪魔にはなりません。

腹部ボールジョイント。 ベルトが軟質なこともあって360度回転可能。
前屈・後屈も同じ角度くらい曲げられます。
ベルトは一応別パーツなんですが、スカートのツメをベルトの溝に差し込んでいるので、
動きが連動してしまいます。

股関節は上下に引き出し式のボールジョイント。 太股の根元にロール有り。
足首はシンプルなボールジョイントですが、接地性はそこそこあります。
つま先は動くように見えて何故か動きません。

交換用手首。
全て平手で、右3種、左2種。
ちょっとした表情違いですが造形に拘りを感じます。
左手用のダランとした手は右手用も欲しかったなあ。



翼(大)は翼(小)と差し替えで再現。
一見ベタ塗りのようですが、よく見るとシャドーが吹かれています。
劇中ではCGで描かれているので仕方ないかもしれませんが、どうも印象が違います。
前側は光っているようなエフェクトがかかっているからか元々の色が分かりづらいのですが、
後ろ側はもっとカラフルなはず。 フィギュアとして見ても、本体の色彩と比べて浮いてます。

羽根のディテールはバッチリです。 接続部は軸回転+スイング可動。
翼が結構重く、この小さいジョイントでは耐性に不安が残ります。

専用魂STAGEが付属。
スタンドベースは他のグリードにも対応できるデザイン。

フィギュアを支える部分は、通常のクリップ式の他に、
翼(大)を保持させる専用のアタッチメントに差し替えることが出来ます。

ポーズ集。





翼(大)を取り付けた状態での自立は難しいです。





以上、S.H.フィギュアーツ アンク(グリード態)でした。

アンク(ロスト)をスルーした身としては、このグリード態の発売は有難かったです。
もちろん、1商品で両方再現できればもっと嬉しかったですが。
非常に手間のかかっている商品なので、リデコ商売くらいは許せちゃいます。

とにかく造形と塗装が素晴らしい出来で、最初見たときは大げさでも何でもなく芸術品かと思いました。
特に各部のグラデーション塗装や羽根ディテールの塗装には脱帽。
これが量産品で出来るものなのかと感心しました。

可動に関しても優秀なので、アクションフィギュアとしても十分過ぎるほどの完成度。
固定フィギュアの造形・塗装クオリティに可動関節を仕込んだような印象です。

唯一残念だったのは翼(大)のカラーリング。
しかし他の部分が優秀すぎるので、高評価に変わりはありません。
これで3,675円は安い。 買って良かった。

<2012/6/2 UP>

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