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S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーフォーゼ ベースステイツ

<2012年1月28日発売・2,940円・バンダイ>

セット内容
仮面ライダーフォーゼ本体、交換用手首、
ロケットモジュール、ドリルモジュール、ドリルスイッチ(ON)



仮面ライダーフォーゼ ベースステイツ

如月弦太郎がフォーゼドライバーを使って変身する、フォーゼの基本形態。

プロポーションは概ね良好です。
特に脚の長さ、太さなどはかなり理想的。 ウェストも丁度良いです。
頭部がちょっと大きいですが、個人的には許容範囲内。
ただ肩アーマーの小ささは気になるかな。
もう少し大きければ肩幅が広くなって、頭部の大きさも今よりは気にならなかったはず。



バストアップ。
顔が似てないですね。 左右の目が若干離れていて、形もツリ目になっていないのが原因だと思います。
せっかくのクリア複眼も、奥に行き過ぎてて横からだと殆ど見えません。
アンテナはシャープでかっこいいですが、これではとても出来が良いとは言えません。

上半身、下半身のアップ。
スーツのモールドは薄いグレーでスミ入れされています。
モジュール取り付け部、モジュールベイスメントは直接取り付けに使用しないので、
劇中スーツと同じく、スッキリした造形です。

フォーゼの戦闘に必要不可欠な背中のブースターもしっかりと造形。

フォーゼドライバー。
中央モニターの表示はさすがに再現されていませんが、
4つのスイッチはしっかりと造形&塗装されています。
右サイドのレバーも可動式。

FMCS01仮面ライダーフォーゼベースステイツ(右)と比較です。
サイズはフィギュアーツの方が小さいですね。
スタイルや各部造形、塗装はやはりフィギュアーツの方が良いですが、
マスク造形に関してはFMCSの方が似ていると言わざるを得ません。

可動。
首は二重関節で、大きく見上げることができます。
フォーゼは飛行ポーズをとらせることが多いのでこれは嬉しいですね。
アゴを引くのは正面なら可能ですが、横を向いてしまうと襟が邪魔になってできません。

肩アーマーはなんと二の腕と一体成型。
仮面ライダーでは珍しいですが、これが小さくなった要因でしょうか。
しかし可動範囲はいつもとあまり変わりません。 別パーツでいいのに。
二の腕、下腕にロールあり。
下腕のロールは差し替えによる副産物ですが、これがモジュールでポーズを取る際に重宝します。

肩はいつものように前後、上下に動かせます。



フォーゼドライバーが別パーツなだけあって、
腹部の回転、前後左右に曲げるといった動きも大きく行えます。

股関節も根元を上下に動かし、可動範囲を拡大できるいつもの仕様となっています。



足首はダイキャストは使われていませんが、可動範囲はバッチリ。

交換用手首一覧。
デフォルトのグー手の他、平手が2種類。
少なすぎませんか…。 せめて持ち手は付けて欲しかった。
(フォーゼドライバーのレバーを掴んだり、別売りのバイクのグリップを握ったり…)

ギミック。
フォーゼドライバーの各スイッチは、ソケットごと取り外すことが可能。

ドリルスイッチはON状態のものに換装することができます。
左がOFF、右がONです。

ON状態のドリルスイッチを取り付けた状態。
ちょっとした差ですが、こういった部分を再現してくれるのは有難いです。
勿論、他のスイッチも換装できるのですが、残念ながらロケットスイッチはON/OFF兼用とのこと。

なお、スイッチは自然に落ちるということはありませんが、
干渉によって外れることは多いので、紛失に気をつけましょう。

ロケットモジュールをフォーゼに装備。
右腕の肘から下の部分を取り外し、ロケットモジュールに交換します。
見て分かるとおり、モジュールにはフォーゼの一部パーツが一体成型になっており、
完全なモジュール単体にはできません。
装着状態を優先した結果でしょうから仕方ないですね。

ロケットモジュール

造形は良好なのですが、スミ入れの汚さが気になります。

モジュールと腕との接続部が回転するので、角度を変えることが可能。
リミットブレイク時のポージングなどに便利です。

ドリルモジュールを装備。
左脚の膝から下部分を外して、ドリルモジュールに交換します。

ドリルモジュール

ドリル部分は回転が可能。
ロケット同様、造形は良いのですがスミ入れが汚いです。

ドリルモジュールを装着していても90度以上の膝曲げが可能です。

モジュールを装備してFMCSと比較。
フィギュアーツは可動範囲が広いのでポーズがバッチリ決まります。
交換は面倒ですが、やはり腕がロケットモジュールに隠れるフィギュアーツは良いですね。

S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーフォーゼ スタンド&エフェクトセット

S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーフォーゼ ベースステイツと同時発売。 1,575円。

ロケットモジュール用エフェクト
ドリルモジュール用エフェクト(大)/(小)
スタンドベース、ジョイント付き支柱2本、クリップ基部2個、クリップ2セット

ロケットモジュール用エフェクト

ロケットモジュールの噴射状態を再現する為のエフェクトパーツ。
クリア成形で、バーニアと一体成型になっています。

ロケットモジュールのバーニア5個全てを取り外し、ロケットモジュール用エフェクトに換装します。
エフェクトは軸一本で接続するのですが、ユルユルで非常に取れやすいです。
何故元と同じく5箇所に差し込む仕様にしなかったのかと…。

ロケットモジュール エフェクト接続状態。
雰囲気はバッチリ、よく出ていると思います。

ドリルモジュール用エフェクト(大)/(小)

ドリルモジュールによってダメージを受けたアスファルトを再現したベース。
(大)の方は魂STAGE ACT.5のベースが元になっています。

それぞれの穴に…。

ドリルモジュールを差し込みます。
ただしフォーゼでバランスをとることが前提なので
しっかりと固定される訳ではありません。

専用スタンド。 魂STAGE ACT.4仕様。
ロケットモジュールで空中(宇宙)を飛び回ることが多いフォーゼには必要不可欠なアイテム。
写真には写っていませんが支柱は2本あります。

ベースはラメ入りの無色クリア。
アルファベットで“KAMEN RIDER FOURZE”と描かれており、
バックにはフォーゼの胸部がデザインされています。

ポーズ集。



「宇宙ーーー」

「キターーーーーッ!!」

「タイマンはらせてもらうぜ!」

弦太郎のクセで、変身後でもリーゼントを直そうとする。

「ロケット、オン」



スタンドの支柱は全部で2本つくので、もう一本でロケットモジュールを支えられます。
エフェクトをつけている場合、クリップでエフェクトを掴んで、ロケットモジュールから外れないようにすると良いでしょう。

「ドリル、オン」

ドリルモジュールってあまり単体で使用しているイメージがないですが…。



「ライダーロケットドリルキィーーーーック!!」



以上、S.H.フィギュアーツ「仮面ライダーフォーゼ ベースステイツ」&「スタンド&エフェクトセット」でした。
本体と共に遊べるスタンドとエフェクトが同時に発売、これ自体はとても良いことだと思いますね。
(同じく同時発売されたモジュールセット1は別ページにてレビュー)
ですが内容は一長一短。
フォーゼは可動範囲が広く、モジュールやスイッチの換装などギミックが凝っていて
アクションフィギュアとしてはすごく楽しめるのですが、
肝心の顔が似てないのでフォーゼのフィギュアとしてはイマイチです。
手首パーツの少なさもマイナス。

スタンド&エフェクトセットも必殺技や第1話の決めポーズが再現できるのは良いのですが、
ロケットのエフェクトパーツがまともに接続を維持できないという不具合(?)が起こり、
非常に不満が残りました。 スタンドで支えればいい、という問題ではありません。

現行商品ゆえ、顔が似てないのは仕方ないかもしれませんが、
ロケットエフェクトの取り付け問題に関しては本末転倒と言えます。
これではロケットステイツのエフェクトパーツも心配になってきますね。

<2012/2/5 UP>

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