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変身ベルト DXフォーゼドライバー

仮面ライダーフォーゼの変身ベルトです。

<2011年9月3日発売・6,825円・バンダイ>

セット内容。
バックル(フォーゼドライバー本体)
ベルト(右)、ベルト(左)、ベルト止め
アストロスイッチ×4(ロケットスイッチ、ランチャースイッチ、ドリルスイッチ、レーダースイッチ)

バックル。 音声・発光ギミックが搭載されている部分で、外装はクリアパーツ。

正面中心にはLEDを内臓した発光パネル、その直下にはスピーカーがあります。
左右には変身スイッチとアストロスイッチをセットするスイッチソケットが。
右側面には変身遊び、必殺技遊び時に決定ボタンとして使うレバーが設置されています。

(各部名称は説明書準拠で、一部番組設定とは異なっています)

裏側には電池BOXがあります。
毎度のことながら、(装着すると)見えない部分なのに細かいメカディテールが素晴らしい。

細い棒などで穴の突起を押しながら、電池カバーを下にスライドさせて外します。
単4乾電池を3本セットします。(別売り)

電源スイッチはバックル底面に。
スイッチを○(ON)にするとピシュウン!と起動音が鳴り、発光パネルが光ります。

バックルの可動部分。 変身スイッチは上下にパチパチと可動。
上がった状態がOFFで、下がった状態がON。
スイッチソケットにアストロスイッチをセットしていなければ、何も反応はありません。

レバーは(写真の角度から見て)上方向に動きます。
手を離すと、元の位置に戻ります。

ベルトの繋ぎ方。 ベルト(右)、(左)に刻印されているL、Rを確認して左右を確認し、
着脱ボタンを上下から押しながらバックル裏側のジョイントに差し込みます。

左右とも繋いだところ。 外すときも同様に着脱ボタンを押しながら行います。

ベルト止めをベルト(左)に通し、サイズ調整して左右のベルトを繋げたら、
重なっている部分までベルト止めをスライドさせます。

フォーゼドライバー(アストロスイッチ未装填状態)

後ろから。
ベルト止めは上下がどちらでも同じになるデザインなので、取り付け時に迷うことはありません。

また本商品はプレミアムバンダイ限定の“延長ベルト 変身ベルトDXシリーズ用”に対応しています。
本商品のベルトの胴回りサイズは51cm〜67cmになっていますが、
延長ベルトを使用することで約20cm延長されます。

アストロスイッチ

左からロケットスイッチ、ランチャースイッチ、ドリルスイッチ、レーダースイッチ。
外装はスモークブラック。

各スイッチには番号が振られており、左から1〜4となっています。
正面にはそれぞれの番号とモジュールのシルエットがデザインされたホロシールが貼られています。

上から見たところ。 スイッチの形状が○、×、△、□になっています。
これはフォーゼドライバーに装填する際、どのソケットに対応しているのかを表しています。

ガイアメモリ、オーメダルと比較。

各アストロスイッチのギミック。
発動スイッチのON・OFFが可能となっていて、左写真がOFF、右写真がON状態です。

ロケットスイッチは上からプッシュ、ランチャースイッチは斜め下にスライドさせるタイプになります。

ドリルスイッチは右から左に約90度ひねる、
レーダーはダイヤルを手前に回すタイプになります。
(レーダーは写真で変化が出せないのが残念)

各スイッチの底面。 左写真がOFF、右写真がON状態。
どのスイッチもONにすると下から突起が出てきます。
(上の突起は固定です)

変身遊び
フォーゼドライバーにアストロスイッチをセット。
フォーゼドライバーの各変身スイッチはOFFの状態(上げた状態)にしておきます。

各スイッチソケットの前部分に○、×、△、□の図形が表示されているので、
対応するアストロスイッチをそれぞれのソケットに装填していきます。

ちなみに各ソケットの形もそれぞれの図形に合わせた形状になっているので、
無理やり対応しないソケットに入れることはできません。

○のソケットにロケットスイッチを装填。(装填すると内部で軽くロックがかかります)
ピシュイーン!という共通のスイッチ装填音が鳴り、「ロケット!」とセリフを喋り発光パネルの右腕が発光。
スイッチの読み上げボイスは、番組と同様の外国人男性っぽい低い声で、
文字にすると「ロォケッツ!」といった感じのネイティブな発音です。

発光パネルの発光は変身スイッチがOFFの状態だとすぐ消えますが、ONになっていると光ったままとなります。
またロケットスイッチがONの状態で装填すると点滅します。

×のソケットにランチャースイッチを装填。
共通のスイッチ装填音が鳴り、「ランチャー!」とセリフを喋り発光パネルの右脚が発光。

△のソケットにドリルスイッチを装填。
共通のスイッチ装填音が鳴り、「ドリル!」とセリフを喋り発光パネルの左脚が発光。

□のソケットにレーダースイッチを装填。
共通のスイッチ装填音が鳴り、「レーダー!」とセリフを喋り発光パネルの左腕が発光。

4つの変身スイッチ(赤いスイッチ)を下ろします。(ONの状態にします)
スイッチを下ろすとパチッ ピロロロー…という変身スイッチ操作音が鳴り、対応する部位とボディが白く発光。
○の変身スイッチは右腕、×の変身スイッチは右脚が発光、といった具合。
ボディの発光は音が止まると消えてしまいますが、両腕両脚は発光を続けます。

同様に△の変身スイッチは左脚が、□の変身スイッチは左腕が発光。

ピロロロー…という音は段々音程が上がっていくのですが、
スピーカーが一つしかないため、スイッチ操作でいちいち音が途切れてしまうのが残念。

変身スイッチを4つ下ろしきると、(発光パネルが全身発光すると)
「スリー」、(♪ズァーン) 「ツー」、(♪ズォーン) 「ワン!」 ♪パラ、パラパラ、パラララ…
というカウントダウンボイスとメロディが交互にかけ合わさったような変身待機音が流れ、(3回まで繰り返します)
発光パネルのボディが点滅。

レバーを動かすと…。

テクノっぽい軽快な変身音が流れ、発光パネルのボディ部分の色が次々に変化しながら発光します。
(写真は例で、実際はもっと多くの色に光ってます)
なお多色LEDを搭載しているのはボディだけで、両腕・両脚は赤以外の色には光りません。

フォーゼドライバー(アストロスイッチ装填状態)

変身音が流れた後、発光パネルのLEDが全て常灯。(ボディは白に発光)
なんと約1分も! コンプリートセレクションを除けばこれまでの最長記録ですね。

ボディの白い発光は、ベースステイツを表しているものと思われます。
ということはフォームチェンジで色が変わるのでしょうか?

発光パネルを斜めから見たところ。
平坦ではなく、半立体的になっているのが分かります。
後ろからのLEDに照らされて、なんかホログラムみたいですね。

モジュール発動
各アストロスイッチをフォーゼドライバーにセットした状態でONにすると、
「○○(スイッチの名称)、ON」と喋って、発動するモジュールの効果音が鳴ります。
読み上げボイスは、スイッチをセットした時と異なるテクノちっくな加工が施された声で、
バックのリズムに乗りながら、読み上げるというより歌っていると言った方が正しいかも。

発光パネルは各スイッチに対応する部位とボディ部分が点滅します。
(例・ロケットスイッチをONにすると、発光パネルの右腕とボディが点滅)

ロケットスイッチの場合、「♪ロ・ケッ・ト、オン」 ガチィン! ボオォォォ!!
といった感じです。 ガチィン!はモジュール装着(出現)音かと。

ランチャースイッチは
「♪ラ〜ン〜チャ〜、オン」 ガチィン! バシュン!バシュン! ドガアァン!!

ドリルスイッチは
「♪ドリル、オン」 ガチィン! ギュアァァーーン!!

レーダースイッチは
「♪レェイダァ〜、オン」 ガチィン! ビビビ…

必殺技遊び
アストロスイッチをONにした状態でレバーを動かすと、
ガシャン!とレバー操作音が鳴り、「○○(スイッチの名称)」 「リミットブレイク!!」と喋り、
バシュウゥーーーン…ドガアァーーーン!!という必殺技音が鳴ります。
発光パネルはON状態のアストロスイッチに対応する部位と、ボディが点滅。

「○○(スイッチの名称)」はON状態のアストロスイッチの名称を読み上げ、
(最大4つ。 複数の場合、右側から順に読み上げます)
ボイスはアストロスイッチをONにした時のセリフと同じです。(「オン」のセリフカット)
「リミットブレイク!!」はアストロスイッチをソケットにセットした時と同じ外国人男性の声。
(どのスイッチの組み合わせでも“リミットブレイク”になります)

各アストロスイッチの発動スイッチをOFFにすると、ピシュウンという共通の解除音が鳴り、
発光パネルの対応する部位の点滅が常灯に戻ります。

アストロスイッチの取り外し方。 普通に上方向に引き抜けば外せます。
(カツッ)ボシュウゥー…ンといった感じの共通の解除音が鳴り、対応する部位の発光が消えます。
写真ではロケットスイッチを引き抜いたので、右腕の発光が消えました。

また変身スイッチを上げる(OFFにする)ことでも同様の解除音が鳴り、対応する部位の発光が消えます。

取り外したロケットスイッチの代わりに、オーメダルセットSPに付属していた“マジックハンドスイッチ”を装填。
(マジックハンドスイッチは○ソケットに対応)
「マジックハンド!」と喋り、発光パネルの右腕が発光。 もちろんこの後の変身遊びも可能です。

マジックハンドスイッチをONにすると、「♪マジックハンド、オン」 ガチィン! ウィー…ン、ガシャン
というモジュ−ル発動音が鳴ります。

最後にアストロスイッチの認識ギミックを簡単に解説。
左写真はどちらも○ソケット対応となる、ロケットとマジックハンドスイッチの底面ですが、
上側の突起の位置が異なっています。 これはソケットの底にある5つの認識スイッチの中で、
各アストロスイッチに対応する音声が鳴る認識スイッチを押させるためです。
ロケットは(手前から)1番目の、マジックハンドは2番目の認識スイッチが押されることになっています。
下の突起はスイッチのONを認識させるためのもので、共通して4番目の認識スイッチが押されます。

これからこの認識スイッチを様々な組み合わせで押すためのアストロスイッチが続々と発売される訳ですが、
当然このような仕掛けであれば別にアストロスイッチがなくても、
細い棒などで認識スイッチを押せれば、音声を鳴らすことはできます。
実際、管理人も色々と鳴らしてみましたが…、当然ネタばれになるのでここでの記述は控えさせていただきます。
(聞き取れなかったのもあるし…)


以上、変身ベルト DXフォーゼドライバーでした。
例年どおりに変身と必殺技が再現できる変身ベルトになります。
スイッチがたくさん並ぶバックルのデザインモチーフは宇宙船のコンソールでしょうか。
どのスイッチも操作の感覚が心地よく、パチパチと繰り返し遊んでしまいます。

変身音やセリフのテクノサウンドは賛美両論ありそうで、確かに宇宙っぽいイメージが連想できなくもないですが、
これまでになかった新しいものだし、個人的には気に入っています。
声が2種類あるのは最初は何でだろうと思っていたんですが、
加工声はアストロスイッチの声で、ネイティブな外人声はフォーゼドライバーの声と妄想。
未知のエネルギーであるコズミックエナジーを引き出すのがアストロスイッチで、
そのアストロスイッチを制御するのがフォーゼドライバーって設定だから、
アストロスイッチ=宇宙で、フォーゼドライバー=地球のイメージ、とか。

発光パネルはプロップだと本物の液晶モニターっぽく描写されてて、あれを見た後だとちょっと萎えるんですが、
玩具のクリアで半立体なフォーゼにLEDの光を照らすギミックは決して嫌いではなく、
ホログラムっぽく見えるので、発光好きとしてはこれはこれで良いじゃん、みたいな。
各スイッチの操作で各部位ごとに発光してくれるも、SF作品とかに出てくるステータス画面ぽくてかっこいいですね。
発光・消灯・点滅で、各スイッチの状態が分かるのも便利。
レーダースイッチのON/OFF状態なんて、ここ見ないと分からないですよ。(笑)

今回のコレクションアイテム(笑)はアストロスイッチです。
フォーゼドライバーにセットしなければ単体では音は鳴らないし光りもしません。
まあ前作品のオーメダルもそれは同じでしたが、オーメダルは結果的に大ヒットとなった訳で。
ただレビューにも書いたとおり今回は簡単に解析ができるので、
これが今後の売り上げに響いていくかは気になるところですね。

<2011/9/5 UP>
<2011/9/6 画像追加>

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