勇者エクスカイザー放映15周年となる2005年、タカラ(当時)よりMP版キングエクスカイザーが発売された。
劇中のプロポーション再現はもちろんのこと、広い可動範囲の実現や
新解釈のギミックを盛り込んだ変形合体等、エクスカイザーの決定版というべき完成度となった。
後にMP-B02ドラゴンカイザー、セット商品のMP-BX01グレートエクスカイザーが発売された。
<2005年12月発売・9,450円>
前面カバーを開くことが出来ます。
カバー裏側には、MPキングエクスカイザーの詳細が記載されています。
ウインドウ部アップ。エクスカイザーとキングエクスカイザー、付属品がギッシリ。
背景には劇中でキングエクスカイザー合体時のバックに現れる獅子が描かれた台紙が使用されています。
付属するカードと説明書。
説明書の中身は商品説明の他、アニメのストーリーと設定、シリーズの解説、
やまだたかひろ氏の開発スケッチ、旧トイの紹介など、読み応えのあるものになっています。
普段は星川家の自家用車として過ごしている。事件が起きると戦闘モードに変化し、現場へ急行。
変形方法は旧トイとほとんど一緒。転がし走行が可能です。
手首が露出しています。気になる場合は外すことも可能。
裏側。
同スケールのコウタとマリオのフィギュアが付属。エクスカイザーと絡めて遊ぶことが出来ます。
右の写真は星川宅ガレージでの秘密の会話シーンをイメージ。
子供の頃はこのシーンを見て、喋る車に憧れたものです。
ロボットモードへチェンジ!
ボンネットを前方へ180°回転。ここで画期的なのは、獅子のマークが描かれた部分を残して回転することで、
ロボ時の設定通りにマークを見えなくしているところ。素晴らしいですね。(後ろからは見えますが…)
あと細かい事ですが、旧トイでは不可能であった“脚からの変形スタート”が可能となっています。
写真の手順で下半身を伸ばします。
@の関節を回転させて脚部を起こし、 次にAの関節を回転させて脚部を倒します。 腰を水平になるように起こします。
脚を開き、つま先を立てます。
リアウインドウを起こして180°回転。両肩を開き、時計回りに45°回転。
両腕を下ろします。
ライオンブレストを引き出します。
これがちょっと出しにくいのが困りもの。私は大抵アゴにツメを引っ掛けて出しています。
あと遊んでいるうちに引っ込まないように、強めのストッパーが欲しかったです。
変形完了!
まさに理想のプロポーションといえるエクスカイザー。文句無しです。
頭部も、造形は素晴らしい。塗装は…、まあこのサイズなら許容範囲でしょうか。
よく可動してくれます。
ボールジョイントが多用されているので、長く遊んでいると段々緩くなってきます。
交換用の手首が付属。
「ガイスターの悪党ども!」
これはやりたくなります。
ライオンブレストを外して、非戦闘用ブレストに換装できます。
旧トイでは回転で再現していた部分ですが、さすがにこのサイズでは無理でしたか…。
(見た目の問題もあるのでしょうが)
ジェットブーメラン、スパイクカッターが2個ずつ付属。
エフェクト付きです。
腕に取り付けて、発射状態を再現。
ちなみにウチのエクスカイザーは既に重さに耐え切れず、腕が下がってしまいます。
エクスカイザー用のディスプレイスタンドが付属。
飛行ポーズが再現出来ます。
ボールジョイントが緩くてイマイチ使いづらい。
エクスカイザーのサポートメカ。エクスカイザーと合体してキングエクスカイザーとなる。
こちらも旧トイから進化した部分が多数見受けられます。
裏側。ロボットそのまんま。
トレーラーモードへ合体。車輪を回転させて、収納します。
牽引部のパーツを左右からスライドさせて連結、ジョイントを起こします。
「何もー恐れないさー」
オープニングを思い出します。本編での印象は薄いですね。